神社から200m程先の参道の横にある仮宮で、担ぎ手が代った胴結は参道を本宮のほうへと若者の肩で運ばれる。
歩射祭は人や家畜に害を加えていていた土蜘蛛を、安曇百足をはじめとする8人の射手が退治した事に由来するといわれている。
歩射祭に用いられる大的の後ろに、胴結が据え付けられ射手が放った矢を受ける。
歩射祭に射手として参加する若者の力試しの意味もあるといわれる、100㎏といわれる胴結締その下で支える若者がいる。
担い手が重さに耐えかねて胴結が下がると、下にいる若者が押しつぶされるのではとファインダーを覗きながら気をもむ。
ちょっとでも下がると、周りで様子をうかがうOBから「上げれ・上げれ」と声が飛び手が差し伸べられる。
無事に胴結舞は終わり笑顔の記念撮影、しかし若者達にはまだまだ試練が続く。