仕事は「没頭する」もの

2012-07-20 21:32:55 | 小さなこと
なのかもしれない。


これは、最近読んだとある本に書いてあったことで、僕もびっくりするくらい納得した言葉です。

なので、まずはその本に書かれてあったことを抜粋して掲載します。


「仕事に意味を見いだす」という大袈裟な考え方をやめてはどうか。


それは単に仕事が楽しくないからかっこうをつけて


「仕事に意味を見いだす」という表ん元に逃げているだけなのではないか。


(中略)


意味は仕事に没頭した後にふと気づかされるものだ。


没頭していないのに最初から意味を見いだすのは現実逃避なのだ。


単に仕事をやりたくないから意味を考えてさぼってしまう。


大切なのは意味ではなく没頭だ。



『本音でシンプルに生きる!」(千田琢哉/海竜社)




この「没頭する」というニュアンスが、最近とてもわかるようになった。

四月から仕事を初めて、三ヶ月半がたった。

今は地元の奈良県で、営業の仕事をしているが、最初の2、3ヶ月は大変だった(どんな仕事でも同じなのかもしれないが)。


かくゆう僕も、今まで何度も「仕事の意味」を考えていたし、それははっきりいって、「仕事に没頭していなかった」ということだったと思う。

ただ、今月に入ってから、徐々に結果がついてきて(まだまだ、到底満足できるものではないが)、仕事に「没頭」できるようになってきた。


そんでもって、この「没頭する」というのは、結構無意識に起こるもんやと思います。


営業という仕事柄、一日に何件かアポが入って商談をして、間の時間で近くの店舗や企業にも飛び込んだりする。


そういうときも、商談が上手くいかなかったり、訪問しても担当の方がいなかったりと、上手く行かないことが多い。

でも、そこで「こんなことして何になるんやろう」っていう思考を、あえて排除することって大切やと思う。

淡々と、「今日は30件回る」って決めて、できるだけ余分なことは考えない(もちろん、商談に使えそうなネタを探したりするのは、必要)。


この「あえて考えない」っていうのは、大事ですね。



というのも、こんな風に考えるようになったのも、僕自身、好きなことは今までも没頭してきたんだな、ということに改めて気づけたからなんです。


以前にも記事で書きましたが、僕は10歳の時から、独学で英語を勉強し続けています(自分でも驚いたことに、未だにしている)。


他には、今は中国語も勉強している(これについて、いきさつ等は今回は省きます)。


これらのことに共通しているのは、他でもない「取り組む意味を考えない」ということです。


別に、将来国連で仕事がしたいから、とか、中国で生活したいから、という理由があって、これらの語学の勉強を始めた訳ではありません。

気づいたら面白みがあって、なんやかんやで今まで続いてしまっている、というのが事実です。

今は、平日は朝早く起きて、15分だけ中国語を勉強しています。

たんに、毎日しないと違和感がある、というだけのことです。

今している仕事も、3ヶ月と少し経って、ようやく没頭できるようになってきたんだと思います。

今まで結果に現れてなかったことが、徐々に形に現れてきていて、それに気づけるようになったんだと思う。


結果が目に見えるようになると、楽しくなるもんです。
(今までラジオでしか英語を聞いていなかったのに、アメリカに行って実際の英語を聞けて、自分でも話せて、っていう体験も、それに似ていると思います)


何が言いたいのかというと、


何事でも、先に頭で理由付けするんじゃなくって、没頭できるような生き方を目指していきたいよね


ってことです。

特に、僕と同じ年代の方(特に大学生の皆さん)は、いろんなことに「意味を見いだそう」としているでしょうし、かくゆう僕も、これからも同じように、意味を見いだそうとしながら生きていくことは、間違いないと思います。


実際僕自身、まだまだ知らないことばかりですし、弱冠22歳のぺーぺーです。


でも、自分が目指したい理想像・到達地点はいくつかありますし、やってみたいこと、挑戦したいことだって沢山あります。


ただ、そういう姿、つまり、遠くに霞んでいるものばかりを凝視してしまって、今自分がいる足下をおろそかにしてしまうのは、もったいないことだと思うし、ある意味無駄なことかもしれないんですよね。


結果だとか、何らかの成果・形に現れるものは、時間差があるんだと思いますし、なんでもかんでも意味を見いだそうとしてしまって、結局何も手をつけられなかった、ってことは、一番もったいないことだと思います(頭でっかちになって結局何もできなかった、という経験は、皆さん多からずお持ちだとは思います)。


もちろん、僕はこれからも悩むことはあるでしょうし、何でもかんでも没頭してしまうほど鈍感な(?)人間でもありません。

しかし、没頭してきたことが、気づいたら自分に取って大きなプラスになっていた、っていう風に生きていきたいです。
(このブログを読んで下さっている皆さんも、そのように生きて頂きたいです)


身近なことからでいいので、何か没頭できるものを作っていきましょう。

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