運を呼び込む

2012-07-10 23:17:23 | 小さなこと
人生のいろんな局面では、「前進(go)」もしくは「待機(stay)」の二択を迫られることが多い。


それは言い換えれば「攻めの姿勢」か「待ちの姿勢」か、ということでもあると思う。


これはいろんな状況にあてはまります。


「今ご飯を食べようか?」とか「今レンタルビデオ屋に行って、ビデオ借りようか?」といったことから、「特にあてのない旅だけど、次の目的地を決めて進もうか、まだこの町にいようか」、「今の仕事を続けようか、転職しようか」といったことまで、僕たちは日々のいろんな局面で、go or stay の二択から選ぶ機会が、多いと思います。


この選択肢を突きつけられた時に、どっちを選ぶのか、というのはもちろん人によって異なるのですが、僕自身の経験からすると、殆どといっていいほど「go」を選んだ時の方が、物事の結果はいいものになっています。


もちろん、物理的に「stay」を選んでいないので、「もしも」の結果は分からないんですが、「go」することで、新しい環境に飛び込むことができたり、新しい発見が会ったり、出会いがあったり、自分の価値観が変わったりする機会を頂いたとは思っています。


いろいろ悩みがあって、どうしようもなかった大学2年のとき、ひょんなことから一人で東北を放浪して、「無計画旅」の虜になりました。あの時の体験がなければ、今のように僕は、いろんなところをふらふらしていないとは思います。
(その当時の旅がきっかけで、いろんな出会いが紡がれたことは確かだと思っています)


東京で面白いイベントがあるよ、と招待されて参加したら、その後インターンとして関わることになる会社の社長さんともお会いすることになりました。


大学4年になる春休みに、「インドでフリーペーパー配ろうよ」と友達に誘われて、インドでいろんな体験をする機会もありました。


今、仕事をしていても思うんですが、飛び込み営業をすることで、お客さんと取引いただく可能性も高まるわけですし、何もしないで電話がかかるのを待つ、ということでは、いけないのかな、と思っています。


で、これらの「go」に共通していることは、「運を呼び込む」ことだと思うんです。



もちろん、「待機せずに何かに新しく取り組む」ということと、「新しい出会いが生まれる(きっかけが生まれる)」ということは、因果関係にあるわけではないですし、何か新しいことをやったからといって、必ず結果に繋がる、ということもありません。


ただ、何か新しいことに挑戦する、今いる場所を離れる、ということは「自分の可能性(間口)を広げる」ということには変わりなく、何かを吸収する、何かに出会える機会が増える、ということもまた、正しいことではないでしょうか。


旅をしていると、宿で知り合った旅人と友達になって、いろんな話をしたり、情報交換をしたり、ということができます。今はFacebookなどもあって、旅の後でも、ずっと繋がっていることもできます。

旅先でどうしても困った時に、勇気を出して町中の人に聞いてみたり、助けを求めてみると、自分が思っている以上に、いろんな面でサポートしてもらったり、ということもあります。


今はあくまで、例えとして旅の話を出してみましたが、これは日常生活のあらゆる場面で、あてはまることだと思います。


身近な人に、分からないことがあれば聞いてみる、とか、そんな些細なことでも構わない。


一人で悩まずに、相談してみたりすると、きっと自分一人では考えもしなかったようなアドバイスをもらったり、ということもあると思います。


小さなことからでもいいから、一歩前に踏み出してみる。新しいことにチャレンジしてみる。


そうすることで、今まで自分の知らなかったことに出会えることができますし、今まででは考えられなかったような「運」が飛び込んできたりするのではないでしょうか。

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2 コメント

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Unknown (Yuki)
2012-07-11 01:07:29
うん・・・
自分から動かないと、自分の環境って変わらんなぁーて、最近よく思う。

自分から話しかけたり、ヘルプを求めたりしながら、いろんな人と関わることで新しいチャンスって生まれてくるんやろなぁーーーー
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コメントありがとう (達也)
2012-07-13 00:00:44
そうやね~。俺も経験上、自分から動いたら、勝手に何かついて来た感じ。道を拓けたというか…
でも実際、何も分からないまま動き出すのは怖いよね。

自分の興味持っていることとか、悩みでもいいから「表に出す」ことで、自分一人では行けないところに行けるのかもね。誰かが幸運を連れてきてくれる時もあると思う。
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