「何見よるん。」「自転車がどしたん。」と私。
2~3日前に我家前に、黒い自転車が置いてあった。
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車が入らないからと、隣のビルの隅に自転車を移動。
今日は、その自転車のそばに、
またグレー自転車が置いてある。
両車共、鍵が壊れて空いている。
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自転車登録番号を、書いて川内交番に、連絡。
自転車に、紐を掛け、張り紙。
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連絡した手前、気になって、何度も見ていた。
夜、8時頃、主人が「黒い自転車が無いよ。」
「エー、どうしょう。針金で、くくっときゃよかった。」
川内交番にまた電話。 誰も出ない。
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翌朝、交番から、1台(グレー)は持ち主が分かったと連絡。
黒い自転車が無くなったのを、知らせた。
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「黒い自転車の持ち主が分かりました。
中区の人で、もう新しいのを買ったらしい。」
と警察官
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「もう遅いです。黒はありません。」
「悪いのが、おるねえ。
バス停から足代わりに乗って行くんですよ。」
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「黒自転車の持ち主には、無くなった事を、知らせときます。」
「すいません。保管が悪かったので。」
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大雨上がり、夜7時半頃、
グレーの持ち主の高校生らしい男性と、
父親が、自転車を取りに来た。
紐で、ぐるぐる巻きにして、
家の裏に置いていた自転車は、やっと、持ち主に返った。
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