秋とはいえ未だ暑い日が続きます。
演奏前に2F.3Fから続々と皆様が集まってきます。
中には「歌なんか唄いたくない!!歌わない!」と大声でわめく人。
「首が痛いので帰りたい」などと言う人・・・賑やかです。
最近は、何があってもマズ驚きませんので「歌わなくてもいいですよ!」等となだめながら演奏開始。
くだんのおばあちゃん「可愛いさかなやさん」・・・歌いだしました。笑
可愛い魚屋さん、千曲川、波浮の港、大阪しぐれ、長崎物語、小さい秋みつけた、青い目の人形、民族楽器
船頭小唄、柳ケ瀬ブルース、無法松の一生、好きになった人、喜びも悲しみも幾年月、女のみち、東京ラプソディー
プログラム曲が進むにつれ、皆様もノリノリになって途中で席を立って握手を求める女性、
昔を思い出したと泣き、私の冗談に大笑い・・・これで1時間で終了のはずが・・
本日は、後ろの方で「もう1つやって!!」との声・・・
こんなことは、この施設では初めてのことです。
お仕着せのアンコールでなく自然発生的な願いだと感じ・・・有難く思いました。
「故郷」を演奏・・・みんな大きな声で歌っていただきましたが
施設の方が皆さんがこんなに輝いた目をされるのは珍しい・・・とおっしゃいました。
11月・12月の予約は、は不本意ながらご希望の日にちの都合が悪く
日程の変更をお願いして岐路につきました。
入居者の方から26穴のハーモニカの調律を頼まれるオマケがつきましたが・・笑
楽しいボランティア演奏でした。