ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

11/12(水) AK様23回目の演奏 阿木耀子さんの・・・

2014年11月12日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 23回目の訪問ですが、痴呆?の方も我々のことを覚えていて下さって嬉しい限りです。
部屋で寝ている方もかなりいらっしゃいますが、途中からドンドン現れてお元気な顔を見せて下さいました。
今日の演奏曲は
「一番初めはいちのみや・古城・月の法善寺横丁・子守唄・昭和枯れすすき・裏町人生・骨まで愛して・通りゃんせ
別れの一本杉・ゴンドラの唄旅愁・天城越え・故郷」でした。
故郷は、入所者の女性と男性のお二人加わって頂き演奏・・・
これからは、極力ハーモニカを吹ける皆様の参加を推進していきたいと思います。

女性入所者の方・・聞けば幼い時ピアノを習ったことがあるとかで、どうりでリズムがしっかりしているなと思いました。
予想に反して、音もそこそこ綺麗でこれからが楽しみです。

又、一人の女性の方・・昔、某鉄道会社で労組の婦人部長をやっていたと言われ
どうりで、日ごろの言動からも男勝りの勝気な方だなと思っていましたが納得。
この方が当時、発車のアナウンスの係を務めていたとかで実演されビックリ!
「この電車は●●行きで・・XXに・・・」その声はとても若々しく日頃のダミ声からは想像できず笑ってしまいました。
回想法ともうしますか・・今後は皆様の若かりし頃のお話を引き出して
周囲の方を元気づけるようにするのも一考かなと思います。(私も施設の職員のようですね(*^_^*))


話は変わりますが、先日作詞家の「阿木 耀子」さんのお話を聞く機会がありましたが
阿木さんは、ほんわかしていて、多くの女性作家先生のように男が恐怖を覚えるがごとき面構え、言葉、雰囲気・・
そのどれにも当てはまらない素敵な方でした。
話の内容からも推測できますが、ご主人の宇崎龍童さんに愛され、
そして阿木さんもご主人を深く愛していらっしやるのが分かりました。
それが阿木さんの雰囲気を作り出しているものと思います。

阿木さんは中・高とミッションスクールの女性ばかりの中で学ばれ、
内気で人前で話をすることがとても苦手だったそうです。

明治大学に合格されたときに一大奮起され「ヨシ!今度は違う自分をみつけるんだ!」と決心・・
大学の正門から20m入ったところで、部活の勧誘に会いそれが軽音楽部だったそうです。
「私は音楽には無縁だし、楽譜も楽器もできないから・・」と断ったそうですが
声を掛けた男性が「ボクが教えるから・・・」と言われ入部・・
その男性こそ、のちのご主人「ダウンタウン・ブギウギバンドの宇崎龍童さん」だったそうです。
まるでドラマのような出会いですね!
人の縁とは不思議なもので・・出会いは大切にしていきたいものです。

阿木さんのお話は色々ありますが・・・またの機会に・・
コメント
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