ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

6/9(火)いきいき教室・・・でんでらの考・・・

2015年06月09日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日は心配した雨も上がり、教室での演奏に出かけました。
何時もの通り、いきいき体操の後7曲ほど演奏しました。
最後にアンコールを頂き「浪曲子守歌」を演奏しましたが
終了後、見知らぬ男性が教室に入ってこられて・・
「廊下にいましたが「浪曲子守歌」が聞こえてきて
演奏が気に入ってしまったのでツイお邪魔しました。」・・と
有難いお言葉を頂きました。
たまにこのような事があると、より精進しなくてはと励みになります。

ここは高齢と言えど健常者ばかりなのですので頑張り甲斐があります。

岩手県の遠野に「でんでらの」と言うところがあります。
東北のキャンプの旅の途中で名前に興味を持ち立ち寄りました。

何もないなかにミカンが一つ石の上に供えてあるのが物悲しく感じました。
調べてみると昔の一種の姥捨て山みたいなところでした。

楢山節考のような悲惨さよりは少しましで、一定の年齢になりここに捨てられた年寄りが
この「でんでら野」で共同生活を営み暮らしていたと言う事です。
田んぼの手伝いや村の雑用をしながら、生活の糧を得て老人同士が助け合い暮らす・・
現代版小規模ホームのようなもののようですね。

今は、恵まれています。
先日も郵便局で、些細な事なのに大声で職員の女の子を叱りつけているジジイがいましたが
結構、我儘な老人が多い中・・
昔だったらドウなんだろう・・とフト考えてしまいました。
「老いては子に従え」
私自身肝に銘じております。
コメント
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