ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

無気力が・・プレッシャーに 1/21 AK様No.89

2017年01月21日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 予定時間の10分前に到着・・・
入所者の皆様は、もうすでに並んで待っていました。
シ~ンとして物音ひとつしません。

「お正月はどうでしたか?・・」と声を掛けてもシ~ン・・・
隣の人とおしゃべりをするでもなくただ黙って座っているだけ・・

「施設長の話では、段々介護認定が重くなる人が増えて要介護4.5の人が多くなった」と
そう言えばいつの間にか車いすの人が多くなっています

演奏はじめに「お江戸日本橋」を吹いて見てもあまり反応がありません
冗談にも、演奏にもあまり反応がなく正直疲れました

お誕生月の方が2名・・・
そう言えば、記念に渡される物も昔に比べると大分質が落ちています
職員が手作りして心がこもった品を昔は多く見て来たので寂しい限りです
しかし、介護度が高くなると手間がかかる度合いが増えて職員の方も大変です
その気持ちが痛いほどわかります。
本当にご苦労が多く大変な仕事だと改めて思いました

また、利用者の方も施設に入ると
何もかもやってもらっているのでアタマを使う事も少なく無気力になりがち・・
こうしてみると、例え不仲であろうと夫婦で喧嘩している方が老人にはいいのかもしれません
人間楽をして何もしないことが一番よくないのではと・・つくづく思いました

久々に疲れた演奏日となりました。
コメント
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