ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

「石狩挽歌」 2/19(月)HJ様No.68 今日も楽しく

2024年02月19日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日はあいにくの雨の中を出かけました
雨が降ると用具を運ぶのが大変ですが、ここは庇が有るので助かります
御利用者の皆様はほとんどが女性の方・・・

演奏曲は「早春賦・かあさんの歌・おゆき・草津節・赤と黒のブルース・
アンコ椿は恋の花・湯島の白梅・東京アンナ・誰よりも君を愛す・
東京キッド・青い山脈・石狩挽歌・嬉しいひな祭り」
トークを交えて1時間・・以上でしたが
大いに盛り上がって、今日も楽しい時間を過ごすことが出来ました


石狩挽歌(作詞:なかにし礼・作曲:浜圭介・唄:北原ミレイ)は
私の好きな曲の一つですが、施設の御利用者の方々が歌うには
少し難しいようです

1・海猫(ごめ)が泣くから ニシンが来ると
 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆が騒ぐ
 雪に埋もれた 番屋のすみで
 わたしゃ夜通し 飯を炊く
 あれからニシンは どこへ行ったやら
 あぶれた網は 問い刺し網か・・
 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロロ~
 沖を通るは 笠戸丸
 わたしゃ涙で ニシン曇りの空を見る・・

作詞家のなかにし礼さんには、疫病神みたいな兄がいて
その兄が引き起こす諸々のトラブルが人生に付きまとっていたそうです
なかにし礼さんが幼い頃、兄はバクチのようなニシン漁をおこなったことがあり
折角大漁だったのに、欲を出して本州まで運んで高く売ろうとして
折角のニシンを腐らせてしまい、膨大な借金をが残り
一家離散の憂き目をみた・・・
その後も、ギヤラを勝手に横取りしたり
他にも大いに礼さんを困らせたことが多く
そんな経験からこの歌が生まれたと聞きます

石原裕次郎さんにも可愛がられていらっしゃたようですが
もう故人となってしまいました

挽歌・・悲歌・・・エレジー・・・と呼ぶに
ふさわしい名曲だと思います


コメント (2)
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