今週は演奏予定がありませんので「旅」のお話を掲載しました
先日、.以前から行きたかった
新潟県魚沼市にある「赤城山 西福寺 開山堂」に行ってきました。
ここには、日本のミケランジェロと呼ばれる
幕末の名工”石川 雲蝶”の素晴らしい彫刻があります
西福寺は室町時代後期に”開山芳室祖春大和尚”によって開かれ
江戸幕末(1857)その「開山様」と曹洞宗開祖「道元禅師様」を
おまつりする為に開山堂が、「23世幡谷大龍和尚様」によって建立されました
見るものを圧当する本堂の天井他周囲の彫刻の数々・・・・
本堂の入り口には左右に仁王像があります
天井彫刻は、迫力ある「道元禅師猛虎調伏ノ図」
開山堂の三間四方の吊り天井に透かし彫りをされていますが
石川雲蝶終生の大作で”越後日光”とも呼ばれています
「道元禅師と白山大権現」
開山堂には、開祖道元禅師を題材にしたものが多く見ることが出来ます
彫刻ばかりでなく絵画・こて絵・組木細工など・・・
両面に透かし彫りが・・・
「永平寺血脈池縁起」
平寺開基波多野義重公に仕えていた侍女が何者かに殺されて池に沈められ、
成仏できずに夜な夜な幽霊となって現れていたのだが
その可哀そうな幽霊に道元禅師が血脈を授けて成仏させる場面である
各所には隠し絵のような彫り物があり・・例えば「猿」・・・
鳥や亀など探せばいろいろ見つかります
素晴らしい作品を見ることが出来て満足でした
“あきらとマドンナ様”の写真からもその素晴らしさが伝わってきます。
西福寺・・ぜひお出かけください!
ただ写真は、普段は不許可ですが、
許可している時期がありますので、折角ですので
寺に問合せしてからお出かけになるとよいかと存じます
素晴らしい色彩と彫刻を気に入って頂けると思います
すごい彫刻ですね。日光にも負けません。
でも細工は素晴らしいです!(^^)!