標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

ハンブルクからの便り(「世界ふれあい街歩き」で見た風景のよう)

2017-10-20 19:15:35 | 日記
ドイツのハンブルクに住んでいる息子からの街の便りがきた。


観光名所の一つ、中庭から眺めたハンブルク市庁舎。


我が家のドイツに関する本。右側の「ドイツの実情」はドイツ大使館で頂いたもの。


ドイツ連邦共和国は16の州から構成されている。このうち3州は一市単独で連邦州を構成している。3州はベルリン、ブレーメンとハンブルクで、特別市と呼ばれる。その他の州は日本の県と同じく多数の市町村から成っているとのこと。

ハンブルクはベルリン特別市に次ぐドイツ第2の都市だ。エルベ川沿いの港湾商業都市として発展した。広大な倉庫やドックを持つ港など海運関連の施設や企業があり、ドイツ第一で、欧州連合第二の港湾規模とのこと。また、鉄道と高速道路網によって中央ヨーロッパの各都市と結ばれている。ドイツ最大の物流拠点となっているとのこと。

スマホにハンブルクの時刻と天気を登録しようとしたら、あるアプリは、「ハンブルグ」と表記していた。息子におやじたちもドイツ語を勉強したらというので、せめて簡単な単語くらいは分かるようにと本を買った。そこにはドイツ語では語尾の「g」は濁らないとのこと。「ハンブルク」の方が正しいということを知った。早速、ハンブルクと表示してくれるアプリに変えた。

ちなみに、ハンブルクのハン(Ham)は古ドイツ語で「湾」、ブルク(Burg)は「城」に由来してるという。


巨大な倉庫群が立ち並ぶ一帯は、政界遺産に登録されている。


19世紀末に建築された。そのころのハンブルクは栄えていたので豪華な宮殿様式の建物ができたとのこと。大きさは幅が111m,奥行きが70m,尖塔の高さが112m。市庁舎は現在もハンブルク州政府および州議会の議事堂として使用されている。有料だが市庁舎内ツアーができるとのこと。


市庁舎中庭の噴水は,1892年にハンブルクでコレラが大流行し約8600人の犠牲者を出したという出来事の追憶のために作られたとのこと。


アルスター川をせき止めてつくられた人造湖二つのうちの一つ、内アルスター湖だ。湖畔には公園がある。


広場で行われていたサーカスに出演のラクダの群れ。


広場で彫刻の実演販売をしている。


露天市場で大きなキャベツが売られていた。


岸に上がりくつろぐ雁(ガン)達。


夜間も開いていた花屋さん。

以上がハンブルクのほんの一角の紹介だ。息子とその妻は勉強のために留学していているので、なかなか観光はできない。買い物など日常生活の合間に町の中を歩いているようだ。彼らが触れた日常のハンブルク。それはNHK番組の「世界ふれあい街歩き」で流れるヨーロッパ各地の風景の一コマと重なる。彼らのお蔭で「ドイツふれあい街歩き」ができる。機会があれば、今後も彼らが訪れたドイツを、このブログで紹介しよう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 種から育ったサラシナショウ... | トップ | イシクラゲの駆除対策。でも... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事