2月といえば遠野(岩手県)では一番寒い時期なのですが、
寒さもそれほどでもなく、例年だったらまだまだまっ白な田んぼも
ほとんど雪がない状態。こんな冬は記憶にありません。
里には雪がないけど、奥羽山系は例年どおりの積雪。
23日(土)は朝から天気が良かったので、
山頂の積雪が365cmもある夏油高原に行ってきました。
数日前のラジオで、今夏油はオーストラリア人がニセコの次に
狙っているスキー場だとか。確かにゲレンデにも温泉のスタッフにも
それらしき人を見かけました。
天気が良いと気分もいいねー。
霧氷
流石は豪雪の夏油。
一日ずっと晴れていたわけではないけど、概ね晴れベース。
日中は気温がやや高めだったので、ゲレンデ下部は
多少雪が緩んだけど、上部は雪も締まり良いコンデションでした。
遠野駅17時半発のバスに乗り、小友裸参りに行く為早目に退散し温泉へ。
遠野駅発チャーターバスの乗客は同級生3人と他2人の計5人。
こんなに少ないのも初めて。
今年も超甘口の甘酒をいただきました。
でも今年は無料の豚汁がないのがちょっと残念。
バスから降りたところでもらった「小友裸参りの由来」というパンフレットの記載に
1658年の翌年1月28日に裸参りを行ったとの記述がありました。
中断や変遷はあったようですが、360年も続いているのですから、
これからも末永く続いてほしいものです。
ですが、見物人の少なさが目立ちます。もうちょっと工夫して盛り上がってほしいですね。
今年は雪がまったく無く、寒さもそれほどでもないので裸参りの雰囲気がイマイチ。
来年は雪が降っている中での裸参りに期待しています。
遠野駅前に戻り、裸参り後の定番となった駅前の焼鳥屋で4人での反省会でした。
2月ももう終わりですが、3月も気温が高めで降雪量も少ないとの予報。
このまま春になってしまうかもしれませんね。
でも夏は不順な気候との予報。平成5年のような冷害にならないことを願います。