三陸沿岸道(三陸道)の宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間の17kmが、
7月12日(日)に開通したので、岩手でも近年まったく行っていない宮古以北に
行ってみようということで、昨日嫁さんと行ってきました。
22日夜に見た岩手沿岸北部の天気予報は雨。当日は曇りに変わっていたけど、天気はあまり良くない予報。
でもこの連休中の休みは23日のみの嫁さん。まずは行ってみることに…
家を出て1分の遠野住田ICから開通した宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間を通り、
田野畑村の鷹の巣断崖ICを下りて、約1時間半で島越の観光船発着所に到着。流石に早いですね。
島越には三鉄が開通した1984年(昭和59年)の夏、北リアス線で宮古から島越まで来て、
島越の食堂でウニ丼(生ウニではなくウニの玉子とじ)を食べた記憶があります。
それ以来なので、島越には36年ぶりということになりますね。
来る途中は雨も降ったりしたけど、島越に着いた頃は曇り。
でも海はガスでこんな感じ。
36年前はウニ丼を食べた後に北山崎までを一周する観光船に乗り、素晴らしいパノラマを堪能した記憶があります。
今回、北山崎に行ったこともなく、もちろん観光船にも乗ったことがないという嫁さんにも
北三陸の海のパノラマを体験してもらおうと思いまして…でもガスが…
次の出発時間は10時30分。
たぶん船長さん?にこのガスはこのあとどうなるかと聞くと、たぶん良くなると思うとの事。
正午発まで待つか、10時30分に乗るか、迷ったけど10時30分発に乗りました。
結果的には正午発に乗った方がより天気は良かったようですが、10時30分発もそれなりに良かったです。
船には吾輩夫婦を含めて10名ほどが乗船。
乗船すると船の周りにはウミネコが集まり、出発すると船を追いかけて来ます。
お目当てはエサ(パン:乗船乗り場又は船内で200円で販売)です。
この辺は約1億1千年前の白亜紀宮古層群の地層との事。
地層に巻貝やウミユリの化石が埋まっているらしい。
弁天崎。よーく見ると赤い鳥居が見えます。
ホテル羅賀荘。部屋と風呂からの眺望と海の幸いっぱいの食事が良いらしい。
実は、田野畑村の宿泊クーポンを利用して羅賀荘に泊まってもいいかな?と思い調べたけど、既に完売でした。
ずっと追いかけてくるウミネコ。
ろうそく岩が見えて来ました。
海側からしか見ることが出来ない滝(滝名を調べたけど分からなかった)。
岩肌に生えている南部アカマツも見事。
展望台から見る北山崎とはまた違う雰囲気。天気がもっと良かったら…
サッパ船でこの穴をくぐり抜けることが出来るそうです。
まもなく島越漁港着。約50分の船旅でした。
漁港を後にし、島越駅へ。明治、昭和、東日本大震災の記念碑がありました。
ちょうど宮古行きの列車が通り過ぎました。
手前の階段は旧島越駅にあった階段。36年前、この階段を下りたのかな?
島越駅舎。
道の駅たのはた方向へ向かう途中の平井賀にある巨大な三鉄車両。
海側から見えていたいたのはこれでした。
昼飯は北山崎断崖クルーズの乗船券売り場に置いていたパンフレットに載っていた
国道45号線沿いにある北川食堂へ。混んでいたけど何とか座れました。
パンフや店内の写真を参考に、吾輩は日替わり海鮮丼、
嫁さんはジオパークに因んだカツカレーを注文。
日替わり海鮮丼、刺身の大きさや盛り付けが写真とけっこう違う!でも味は良かったです。
その後、道の駅たのはたに立ち寄ったついでに思惟大橋(しいのおおはし)を少し歩いてみました。
思惟大橋(しいのおおはし)は、国道45号の松前沢渓谷に架かる橋。
谷底からの高さ120m、長さ315mで、逆ローゼ(アーチ)橋としては全国でも有数の規模を誇っているそうです。
高さ120mかあー。流石に高いですね。
ついでなので鷹の巣断崖に寄り道。
この後は、宮古の魚菜市場で少し買い物をしてから帰宅。
宮古からは約1時間。宮古も近くなりました。
今年度末だった三陸道の全線開通は、来年度になるようなことが以前新聞に載っていました。
普代村~野田IC間のトンネル工事が、崩れやすい地質のため工程が遅れるみたいです。
でも来年度には仙台、八戸間の359Kmが開通するようですね。
開通しても釜石経由で仙台や八戸へは行く可能性はあるけど、仙台、八戸間はたぶん無いでしょうね。