遠野ごたく帳

田舎暮らしの何気ない日常を届けます

伊勢志摩&名古屋の旅 其の肆(四)

2017-12-17 18:05:54 | 旅行

伊勢志摩&名古屋旅も最終日。

最終日、名古屋の予定ははっきりは決めていなかったので、当日朝、嫁さんと協議し

名古屋城と熱田神宮に行く事と、昼飯は台湾ラーメンを食べる事に決定。

 

ホテルに荷物を預かってもらい、バスで名古屋城へ。

ちょっと遅めの行動だったので、名古屋城には10時に到着。

 

「正門」

 

正門から入ると西之丸という広場があり、その広場から見た名古屋城。

 

ただ見ても何も分らないから、

無料ガイドがいればいいなあ~と思っていたら…あっいた!

ちょうど説明が始まったばかり。もうこの人達に紛れ込んでついて行くことにしました。

 

名古屋城の内堀は築城当初から空堀だったらしいです。

 

表三之門を入ると現在部分公開されている本丸御殿があります。

この本丸御殿、尾張藩主の住居・政庁として慶長20年(1615)に建てられた

書院造を復元したもので完全公開は2018年6月8日。

ちなみに玄関脇(一般客は入れない)の柱は一本3千万円だとガイドさんが

言っておりました。

 

建物内部はフラッシュ撮影をしなければ撮影OK。

誰が使うかで襖絵や天井、部屋のつくりや広さの違いがあるそうです。

襖絵は復元模写との事。

 

欄間も部屋の格式によって違いがあり、この花欄間がある部屋は格式ある部屋。

 

本丸御殿のあとは天守閣へ。

 

名古屋城と言えば金のしゃちほこ。

ガイドさんの説明ですが、しゃちほこには雄と雌があり、

写真右(北側)が雄で左(南側)が雌との事ですが、

見分け方で簡単なのは、雄の背中のそりが真っ直ぐなのに対して

雌はカーブしている。言われてみれば、そうですかねー。

  

 

現在の名古屋城が鉄筋コンクリートで造られているのは周知の事。

7階まであり、7階に展望台や売店、1階から5階までが博物館になっています。

その現在鉄筋コンクリート造りの名古屋城を築城当時と同じ木造で再建することが

決定したと数年前話題になっていましたねー。

市長は税金は使わないと言っているそうですが…果して?

 

5階に展示している実物大模型。

 

展望室からの名古屋駅方向の眺め。

ガイドさんについて歩いたら2時間半も名古屋城に居てしまいました。

最後はちょっと飽きてしまいましたが、ただ見て歩くよりは良かったと思います。

次は木造で再建されたら行ってみましょうか?いつ再建されるかわかりませんが…

 

昼飯は台湾ラーメンと決めていたのですが、

JR名古屋駅内にある「味仙」という店を探し、台湾ラーメンにありつけたのは

13時半も過ぎておりました。

 

辛味の鶏手羽をツマミに一杯。

2人で一杯のつもりでしたが、結局二杯になりました。

 

お待ちかねの台湾ラーメン。名古屋に行ったら絶対また食べます。

 

 

汁なしの台湾ラーメンっていう感じですが、こちらも美味しかったです。

 

昼食後、名鉄で熱田神宮へ。

境内の結婚式場前に咲いていたのは寒桜でしょうか?

 

時間が無いので、参拝と御朱印をもらっただけ。滞在時間約30分。

 

熱田神宮は撮影OKでした。

 

日曜日だったので、結婚式や七五三参りの人が多かったですね。

 

名古屋駅に戻り、名古屋駅からバスで名古屋小牧空港へ。

17時5分発で無事いわて花巻空港に到着。

 

 

これで2年ぶりの飛行機使用の旅行が終了となりました。

次に行くとしたら早くても2年後?また沖縄に行ってみたいですね。次は離島へ。

 

 

 


伊勢志摩&名古屋の旅 其の参

2017-12-10 10:40:15 | 旅行

伊勢志摩&名古屋旅も3日目。

3日目のメインイベントは内宮正宮への参拝。

この日は5時に起きて朝風呂に入り、タクシーで内宮の入口、宇治橋前へ。

6時20分頃到着。先客は一人。その後20人位になりましたが…

何故、タクシーまで使って朝早くから来たかと言うと…

宇治橋に立つ大鳥居の中央から昇る朝日を冬至を中心に前後1か月拝むことが出来るから。

今年の冬至が12月22日なのでギリギリ見れると思った次第です。

 

6時23分、日の出はまだまだ。

 

7時21分、待つこと何と1時間。待望の日の出。

 

7時35分、ようやく見れた光景。

 

宇治橋から。

 

この日は朝から快晴。とういうことは放射冷却。なので本当に寒かった!

橋上も霜がビッシリ。

そんな寒い中1時間以上も日の出を待っているなんて…

こんな機会はたぶんもう無いでしょうから。

 

日の出を見た後、あまり人が居ない朝の参拝予定だったけど、

宿の朝飯を9時に予約していたので時間が無くなり、一旦宿に戻る事に。

その前に朝のおはらい町を散策。

 

お目当ては朝5時から営業している赤福本店。

 

日中はかなり混むので座って食べるなんてたぶん出来ないと思って。

出来立て?の赤福、美味しい!

赤福…「赤子のような素直な心で自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味の

「赤心慶福」が名前の由来との事。

 

火鉢があるのがありがたい。

 

バスで宿に戻り、朝飯を食べ、身体が冷えたのでちょいとふとっ風呂。

チェックアウト後外宮参道でお土産用の地酒を物色。

味見ということで…

 

店を出ると、何団体かが伊勢おんどという踊りをやっていた。

 

チェックアウト後でしたが荷物を宿に預かってもらい、正午前、再び内宮へ。

この日は土曜日。たぶん平日も休日も関係ないと思うけど、すごい人出です。

 

宇治橋を渡り、神苑の脇を通り、第一鳥居へ。

 

まずは五十鈴川御手洗場で身を清める(手を洗う)。

 

内宮の正式名称は「皇大神宮」といい、広大な宮域に正宮をはじめ2つの別宮と

10の所管社が点在している。

まずは所管社の一つ瀧祭神(たきまつりのかみ)を参拝。

 

林の中を通り正宮に向かいます。

 

 

「正宮」

外宮の正宮と同じく中では撮影禁止。撮影は石段の手前で。

 

広大な神域内で巨木を何本も目にしましたが、

その中でも一際高く太かったのがこの杉の木。

 

みなさんが触るので根本がテカテカ光っておりました。

 

荒祭神(あらまつりのみや)

正宮に次に重要とされる第一別宮。

個人的な願い事の申し出はこちらの宮のみ。

 

こちらの神札授与所で御朱印をいただく。

 

ちょっと離れた場所にある風日祈宮(かざひのみのみや)。

鳥居をくぐり、風日祈宮橋を渡った先にあります。

 

風日祈宮(かざひのみのみや) 風雨の神様。

 

宮域内にある全ての別宮と所管社を参拝しましたが、

最後に大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)、子安神社(こやすじんじゃ)

を参拝して内宮のおまいりは終了。 

 

宇治橋の欄干に飾られている擬宝珠の中に、

万度麻(まんどぬさ)という お札が納められた擬宝珠があり、

その擬宝珠は左側手前から2番目だということをガイドブックの情報で知りました。

 万度麻というのは、 橋の安全を祈願したお札で、

「一万回お祓いをした」との意味を持つありがたいお札との事。

万度麻の納められた擬宝珠をさわると、

「運気が上がる」「パワーをもらえる」という俗説があるそうです。

ちょっと触りました。

 

 

既に13時45分。朝飯が遅かったとはいえ腹が減りました。

食べるところを探しておはらい町へ。

 

 

せっかくの伊勢なので、伊勢うどんは外せません。

おかげ横丁で初伊勢うどんをいただきました。

もちもちしてコシがない太麺と溜まり醤油のタレに絡めて食べる伊勢うどん。

普段食べているコシのあるうどんとはまったく別な食感ですが、

これはこれで美味しいですね。

 

伊勢をあとに、次は名古屋へ。

 

名古屋の夜は錦にある地場産中心の居酒屋へ。

 

名古屋コーチンの鳥皮。

味はそれなりに美味しかったのでが、値段が普通の倍だったのが驚きでした。

 

さて今回の旅も明日がいよいよ最終日。

つづきは其の肆(四)で。

 

 

 

 

 

 


伊勢志摩&名古屋の旅 其の弐

2017-12-03 17:47:10 | 旅行

伊勢志摩&名古屋の旅2日目。今日も良い天気の様子。 

朝飯前に日の出を見に行くことにし、スマホで宿近くの日の出スポットを探すと、

安乗崎灯台がまあまあ近くにあるらしい。

車を走らせ海岸線に出るともう日が出てきたので、しょうがなく日の出はここで見ることに…

ここは国府白浜(こうしらはま)という海岸で、サーフィンのできる海岸で有名との事。

 

宿を出て行くかどうか迷った「天の岩戸」に向かう。

迷ったのは行く予定の鳥羽市相差町にある神明神社とは違う方向だから。

時間の余裕が無いので行く予定だった鳥羽水族館には行かないことに決定。

 

天岩戸とは古事記に登場する場所で、太陽神・天照大神(アマテラスオオミノカミ)が

須佐之男尊(スサノオノミコト)の悪事を諌(いさ)めるために身を隠した洞窟。

この「天岩戸伝説」は日本中に残っており、三重県にも三カ所あるとの事。

 

鳥居の奥が天の岩戸「恵利原の水穴」。

そこから湧き出る霊水が「五十鈴川」となって伊勢神宮に流れ込むため、

地元では特に霊気が強い場所と言われているとの事。

 

神明神社に向かう途中、パールロードの脇にある展望台から伊勢湾を望む。

 

鳥羽市相差町、神明神社に到着。

 

平成26年12月、55年ぶりに本殿と拝殿が造営されたとの事で、

まだ建物が新しい神社です。

 

参道途中にある石神社(石神さん)。

地元の海女さんたちが古くから「女性の願いなら必ず一つは叶えてくれる女神さま」

と信仰してきたとの事。なので男性は誰も参拝していなかった。

 

海女さんが海に潜る時に使う石のふんどう。(今は鉄製を使うようだ)

このふんどうを置いている民宿は、海女さんのいる民宿らしい。

 

鳥羽展望台から。

 

カキ養殖の筏。

パールロードの道路脇には本当にカキ小屋が多い。

ちょうど昼時だったのであちこちのカキ小屋からカキを焼く煙が上がっていた。

 

鳥羽水族館を素通りし、伊勢市二見町の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)到着。

 

 

神社の前のある縁結びのシンボル「夫婦岩」。

この夫婦岩、本来は5本のしめ縄で結ばれているらしいが、

この前の台風で縄が流され、現在は応急的に1本との事。

 

人生の道を最も良い方向へ道を開いて下さるというみちひらきの大神、

猿田彦神社。

 

このあとは伊勢神宮外宮に行く予定だが、

猿田彦神社からほど近い、おはらい町に寄り道。

おはらい町は江戸時代の町並みを再現し、レトロな雰囲気たっぷり。

 

おはらい町の真ん中にあるおかげ横丁。

写真右、人が並んでいる店は赤福本店。

 

外宮に着いた頃は日が暮れてきた。

 

伊勢神宮、外宮。

伊勢神宮のおまいりは外宮が先で内宮が後というのが正式な順序らしい。

 

 

正宮

鳥居の中は写真撮影禁止。

 

伊勢市駅前にある温泉宿に到着。

 

今日もお疲れ様でした。明日は内宮へ。

 

其の参に続く