高野山に行く途中に、和歌山県かつらぎ町にあります丹生都比賣神社に行くことにしました。
カツラギの地名は、奈良にもありました。神功皇后の母の出身の葛城一族は、この辺りで力があったのかなぁ、と空想します。
丹生都比賣神社には、私は2回目、妹は3回目ですが、姉も、今回ご一緒したご夫妻も行った事がなくて是非世界遺産だし見ておきたいというので参拝することにしました。
妹がいうには、高野山の前に丹生都比賣神社に参拝するのが正式参拝のようで、妹は前回高野山→ 丹生都比賣神社の順だったとか。ということで、全員が初めての正式参拝です。
丹生都比賣の神様は、空海さんと縁が非常に深く、空海さんの高野山の開山を後押しした神様です。丹がご神名にあるだけに、「朱」塗りの鳥居は⛩️、御神名とピッタリで、非常に山奥の緑に映えていました。
丹、水銀鉱脈、朱、銀龍、これらは、丹生都比賣様のイメージと重なります。
以前参拝した時は、3月だったかな。
今回は11月でしたが汗ばむ陽気でした。鳥居からみる太陽が一際大きく輝き、眩いくらいです。光が朱塗りの太鼓橋にも照り、美しいなと思いました。
ゆっくりと参拝を終えると、隣にある神仏習合の名残の地にいきました。
こちらの厨子には、役小角がお祀りされているようです。役小角は霊的に空海に影響を与えた御方だと思っています😌
神社はひとり、若しくは2人位で静かに参拝が多いのですが、人数が増えると、様々なハプニングあり、面白いことを言ったりで、笑いが絶えませんでした。
神話に出てくる比賣神様の中でも、丹生都比賣様は大好きな神様の一柱です。人知れず大地を凝り固め地中の鉱物を生成する神様だと勝手に思っています。
こんな美しい日本に生まれて幸せだなと感じます。