のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ここから...I

2016-04-05 | バトン
 桜を見に日本へ帰れないのは、残念です。そして、『ここから...I』を観に帰国出来ないのも、とても残念です。古谷野先生の最先端、綿貫先生の強力なサポートで、素晴らしい公演になることでしょう。たくさんの方にご覧頂きたく、こちらにご紹介いたします。


「ここから...I」

演出・構成:古谷野 千代子
制  作 :綿貫 真由美
舞台監督 :内田 聡明
テクニカルディレクター
     :宮崎 正康(有)アイコニクス横浜
音  響 :宮下 源 (有)アイコニクス横浜
照  明 :小賀 千織(有)アイコニクス横浜
公演日程 :2016年4月15日 13:00 16:30 20:00
          4月16日 11:00 15:00 19:00
          4月17日 11:00 15:00 18:00
公演会場 :d-倉庫 東京都荒川区東日暮里6-19-7
メンバー :大北 岬・高橋あすか・中村 麻美・野田有里
企画・主催:夢現人 古谷野 千代子 綿貫 真由美


チケットは、メールで受付をしているようです。お申込者名、ご希望日、ご希望時間、枚数を下記のアドレスにお願い致します。

お申込アドレス
kokokara1_2016@yahoo.co.jp

https:www.facebook.com/夢現人-Mugenjin

2013年12月23日

2013-12-23 | バトン
 空港に友人が迎えに来てくれ、まずは髪型に笑われました。そして、羽田空港まで舞台化粧のままだったことを話すと、もっと笑っていました。私は、勢い良く話しました。話したいことがたくさんあり、何から話したのか。どこまで話したのか。
 何曲も出る人はそれだけで大変だろうに、舞台が空けばいつも練習していたこと。クラスレッスンの大人も、子供だって自分達でお願いして曲をかけて練習していたこと。リハーサル室では、「こんな素晴らしいレッスン場で練習出来るなんて。」と、目を輝かして鏡に向かって練習していたこと。私の練習する場所などないほどだったこと。
 友人は、声を上げて笑っていました。
「それがあなたの世界よね。そこに戻ったのよね。誰のこと見て育ったのかしら。」
 お母様方のことを話す時は、やはり涙が出てしまいました。自分の子が舞台に立つ姿を一回でも多くご覧になりたいでしょうに、舞台の裏で一生懸命に働いて下さっていたこと。小さな子を負んぶして手伝って下さってるお母様もいらしたこと。
「先生はどうなの。神経質になっていたの?」
「忙しくされていたけれど、演技に関しては、大きく気になることしか注意していなかったように思う。きっと、この日を迎えるまでに充分指導はしたから、あとは信じて任せていたのでしょうね。」
 たくさんのお客様にいらして頂いたこと。バトン教室の発表会でありながらカーテンコールがあったこと。それぞれがそれぞれの役目を果たし、成し遂げ、喜び合ったあの瞬間、あの幸せ。
 終わって着替えも出来ないまま片付けていると、友人が手伝ってくれてたこと。
「今でも、そうやって手伝ってくれる人が日本に居るのね。嬉しいことだわ。」
 どうにか荷物をまとめ駅まで走り、三人で汗だくだった電車の中のこと。飛行機は、オーバーブッキングの為、ビジネスクラスにアップグレードして下さったところまで話せなかったと思います。
 帰宅し、元気に迎えてくれたバジルに水やりをしながら、自然に一日のことを振り返っていました。何度でも振り返りたい一日。こんなに素敵な一日を過ごせた私は、本当に幸せ者です。本当にありがとうございました。

お知らせ

2013-12-23 | バトン
Twirl i 発表会に関してのお知らせです。
13:30開演の回は、お蔭様でほぼ満席です。
17:30開演の回は、まだ余裕があるということですので、当日券でと思っていらした方は、二回目でしたらご用意できるようです。
たくさんのみなさんにいらして頂けること嬉しく思います。
ありがとうございます。

TWIRL i 発表会

2013-12-23 | バトン
-BATON THE BATON IV-


2013.12.23(月・祝)
1回目 開演 13:30 (開場 12:45)
2回目 開演 17:30 (開場 16:45)
◇各回2時間30分程度を予定しております。
会場 舞浜アンフィシアター
JR京葉線、武蔵野線 「舞浜駅」南口より徒歩10分
◆チケット料金◆ 2000円 (当日券 2500円)
◆お申し込み方法◆ TWIRL i ホームページ (http//:twirl-i.com)をご覧下さい。
【主催】TWIRL i(トワルアイ)

ぜひこの発表会のステージに立ってくれませんか

2013-12-23 | バトン
 ZEDをご覧になった先生が、
「こんなところで発表会が出来たら…。」
 とおっしゃいました。そういう夢を見られるのが古谷野先生です。私は、現実的過ぎてそういう夢を見られない人です。だから、サルティンバンコをご覧になった先生が、
「こんなところでバトンが出来たら…。」
 とおっしゃるまで、シルクデュソレイユのショーでバトントワリングをすることなど、私には考えられませんでした。

 発表会の話を聞き、先生がまた一つ、素敵な夢を叶えられる瞬間を、是非拝見したいと思いました。単に、先生の演出された発表会を観たいという思いと、観に行くことはほんの少しのお礼になるのではと思いました。仕事は休みたくありませんが、一日のお休みを頂ければ観に行くことは可能です。

 どうしたものか考えている内に、先生からお手紙が届きました。
「また素敵な曲と出合ってしまいました。」

 随分悩みました。

 そして、出演する決心をしました。
「立っているだけでいいですから、出て下さい。」
 そう言ってくれたバトントワラーの言葉も、後押しとなりました。心を決め、上司にお願いをしてから、しばらく調子を悪くするほどでしたが、今は全く後悔なく、良い決断をしたと思っています。

 先生の思い、私の思い、みんなの思いが、ご来場頂くみなさんまで届きますように。

バトンの方向性を変えたのは

2008-11-06 | バトン
 ネバダバレエとの企画、『A Choreographers' Showcase』のドレスリハーサル。衣装を着けて本番同様に通しをしました。全部終わると、出入りの確認でもう一度全てを通すことになりました。私はもうその時間にはMGMへ向けて出発したかったのですが、持って行ったお弁当を待ち時間に食べることにし、時間を気にしながら二つ目の作品の出番を待ちました。そして、ギリギリでその時間まで残ることができました。二つ目の作品は、二回とも小さな間違いをしてしまったので、明日の本番までに頭の中の整理の仕方を考えなくてはいけません。
 今日は身体が良く動きました。ドレスリハーサル中の待ち時間、ストレッチをし続けていたお蔭でしょうか。この身体も、ゆっくりとストレッチをすればこう動くということが分かり、毎日2時間も3時間もストレッチに時間は掛けられませんが、もう少し何とかなるのではないかと思いました。
 一回目のショーが終わると、ドンさんにお会いしました。彼は長年アーティストとして活躍されていた方で、時々ワークショップにいらっしゃるのですが、今までお話しをする機会はありませんでした。彼は、ZEDのクリエイションの時に正司くんと仕事をしたことを誇らしげに話し、バトンはもちろん人間としても素晴らしくとてもいい機会であったと、そして、正司くんがバトンのことを語る時に私のことも織り交ぜてくれたようで、そのことも話してくれました。私はドンさんに「でも、本当のところは、私の先生が私をそうして下さったのです。バトンの方向性を変えたのは、私ではなく私の先生です。」と伝えました。彼にはどうでもいいことかもしれませんが、私には大切なことです。
 正司くんは、本当にいい仕事をクリエイションの時にしていたということが、ドンさんが正司くんの話をしっかり覚えていたことで分かりました。正司くんのことを思い出し、古谷野先生のことを思い出し、そして客席には多田先生を迎え、いい二回目のショーとなりました。

本当に凄いんだから

2008-01-31 | バトン
 大学にダンスのワークショップを受けに行きました。細かく丁寧に身体を動かして、気持ちの良い時間でした。
 少し早目にMGMに着いたのでコンピュータをしていると、ある人が「Seishiとかいう人知っている?あなたと同じようにバトンをする人みたいなのだけど。」と尋ねてきました。「もちろん。友人です。」と言うと、「上手いの?」と。「上手いですよ、もちろん。凄いですよ。」と言っているのに、「でも、あなたほどではないでしょ。」と。「いやいや、もの凄く上手いです。」それでも分かってもらえないので、金メダルを25個ぐらい持っている、とか分かりやすいことを言っても「でも、あなたの方が上手いでしょ。」と。
 「同じ競技に出ていたの。」と言うので男女の違いがあるので部門が違うけど、同じ競技に出ていたし、私達はもう20年ぐらい友達で仲もいいし、一緒に踊ったこともあるし、ここにも何回も遊びに来てくれているし、といろいろ言っても疑う様子。「自分の方が上手いと言いたいくないだけじゃないの。」と。そろそろ怒りますよ。だから、きっぱりと「一度観て下さい。観たら分かります。」

 本当に凄いんだから…。


 一回目のショーに、小さな男の子がバラを一輪、客席から届けてくれました。バラを私が手にすると急いで走り去って行きました。届けたいという思いと、少し恥ずかしいという気持ちが入り交じるなか、頑張って届けてくれたようでした。初めて頂いた客席からの花、じっと見つめました。ありがとう。

バトンを小さな手に

2006-09-27 | バトン
 どなたが置いてくれたのか更衣室のテーブルに何かありました。読んでみるとMGMの従業員用に出されているお知らせのようです。今日の日付が入っていたので毎日出しているものなのでしょう。その一番初めに『日本の雑誌がKAのパフォーマーを紹介しています』とありました。それには“Crisscross News”というオンラインマガジンと書いてありましたが内容は“メトロポリス”と同じことのようでした。
 『もし娘さんが恥ずかしがり屋で人前に出ることに自信を持たせたいのなら、そっとバトンを小さな手に渡してみてください・・・』
 なんだか嬉しくなりました。
 私はいまだにシャイではありますがバトンのお蔭で人前に出る機会をいただいております。今日はいつもよりも恥ずかしがり屋の娘になってみました。私みたいな子供が観に来ていたら心にすっと光が射し込むといいなと、そんなことも願って・・・

世界大会は温かい

2006-08-05 | バトン
イタリアからファックスが届きました。一日目の予選で、世界大会独特の温かい雰囲気に幸せいっぱいにフロアーに立つことができ、気持ちよく演技ができたようです。それを読んで私も胸がいっぱいになりました。KAの仲間にも報告するとみな喜んでくれました。
他の日本選手団のみなさんもそれぞれ頑張っているようです。日曜日がファイナル。引き続き応援しましょう!!!

正司くんの近況

2006-05-02 | バトン
モントリオールに引っ越したとき炊飯器はありませんでしたが、母がよくお釜でご飯を炊いていたので、鍋でご飯を炊くことには抵抗はありませんでした。水加減も手首のぐりぐりまでなどよく聞かされていたたので問題なし。ただ、ガスではなく電気コンロで炊くのは初めてで、何分炊いたらいいものか何度か実験しました。ここラスベガスのアパートも電気コンロ。モントリオールでの実験が活かされています。丁度ご飯を炊き始めたとき、先週からインディアナ州で暮し始めた正司くんから電話。今日は彼と桂馬くんに頂いたフレームを壁に取り付けてウキウキしていた日。偶然っておもしろい。
ブラストⅡのリハーサルは始まったばかりなのになかなか大変らしく、「朝9時から夜10時までの練習で全身筋肉痛ですよ。バトンはまだ全然やっていないのですけど。」いろいろな人もいるみたいで、「全然練習しない人がいて・・・練習したら出来るようになるよって、ぼくも出来ないから練習して何気なく示しているんですけど効果なし。」彼らしく頑張っているんだな・・・
「ご飯の炊き方教えてください。」噴き始めた鍋を眺めながら説明。説明しながらふと彼はどこまで知っているのだろうと思い説明が前後。今の子は炊飯器でなければご飯を炊けないと思っている子もいるかもしれない。無洗米が出回りご飯を研ぐという作業を知らない子もいるかもしれない。魚が切り身の状態で海にいると思っている子がいる時代ですから。彼はそこまでではないでしょう。でも、「蒸らしたほうがいいよ。」といい忘れました。「ブログ見てますよ。練習以外にやることないですから。」という彼にここで説明を付け足せて頂きます。おいしく炊けたらコメント入れてくださいね。