のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

『これがラスベガスだ 華麗なるショーのすべて』再放送

2021-04-07 | メディア
 『ここから…5』の広報活動を怠っていたので、早朝、目が覚めたところから再開しました。友人に連絡をして、
「そういえばNHKの再放送はこれからかな?楽しみにしてます🎵」
と。
「忘れてた!」
 その友人からは、一ヶ月ほど前に、NHKで男性バトントワラーが紹介されていたと教えてもらいました。その少し前に、取材でお世話になった方から再放送のご連絡を頂いていて、まだまだ先なので、4月に入ってからお知らせをすると伝えていたのに、すっかり忘れていました。急いでメールを探すと、「今日?もしかして今?」という感じ。焦って時差の計算も出来ませんでした。
 再放送、どうやら明日のようです。KAのことも取り上げて頂いていて、私もほんの少し出ます。十五年も前の放送、更に、このパンデミックで閉まったショウもあり、状況は変わっていますが、お楽しみ頂けることでしょう。
 一つ、「KA はエジプト語で火を意味する」と言うようなことが番組内で伝えられていると思いますが、それは間違いです。

『これがラスベガスだ 華麗なるショーのすべて(2006年)』
NHK BSP「プレミアムカフェ」
2021年4月8日(木)
9:00〜10:54
23:45〜1:40

 同日のリピート放送という同じ形で、年内にもう二回、再放送が予定されているそうです。エンターテイメントが街に戻りつつある今、再放送して頂けるのは有り難いです。

 再放送のことが治まると、素晴らしいご縁に、すっかりすっきり目が覚めました。
 生田流箏曲・地歌三味線演奏家の吉永真奈さんに『ここから…5』のお知らせをしたところ、フジコ・ヘミングさんのコンサートにご出演されていたり、ドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』の挿入曲を演奏されていたことが分かりました。「タイムリーなご縁でビックリ!!」とおっしゃって、フジコ・ヘミングさんとのお写真まで送って下さいましたが、吉永真奈さん以上に、古谷野先生と私はビックリ大興奮でした。
 もう一人の友人は、『ここから…5』をInstagramで紹介して、日曜日の公演に足を運んで下さるようです。有り難いです。
 この週末の公演は、当日券を出すようです。姪も行ってくれるとのこと。感想が楽しみです。たくさんのみなさまにご覧頂けますように。

にじいろジーン

2018-10-06 | メディア
 十月六日、土曜日朝八時半からの番組 『にじいろジーン』 で、ラスベガスの深掘り情報が紹介されます。 『世界の街のコレ知ってる?ジーンちゃんが深掘リサーチ!』 のコーナーです。関西テレビ/フジテレビ系列・全国ネットで放送です。是非ご覧下さい。

のんびりゆったりサンディエゴ

2013-03-17 | メディア
 家を留守にするので、部屋を片付けました。MGMに忘れ物をしたので、取りに行きました。何となくのんびりしているのが良い感じでした。
 夕方の飛行機で、サンディエゴへ。サンディエゴはラスベガスより南に位置するので、暖かいと勝手に思って出掛けてしまいましたが、寒かったです。もしもの時のために持ったものも、明日の本番のために持ったジャケットも、みな着ることになりました。
 少し休むと、水辺にあるレストランまで十分ほど歩いて、六人で夕食。ホテルに帰ると、テレビを観ました。家では観られないので面白かったです。ゆったりとした夜でした。
 バトンの先生から、クレジットカード会社の会員誌に、『Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour』に合わせて、私のことも書かれているとお知らせ頂きました。とても嬉しい記事でした。

 『あの突然の訃報から約3年。シルク・ドゥ・ソレイユが、マイケルの音楽と生涯を描いたアリーナでのステージが、ついに日本にやってくる。2011年10月、北米から始まったこのツアーは、マイケルがシルク・ドゥ・ソレイユのファンだったことから、生前に計画されていた。彼は、ラスベガスで上演中の世界随一のショーKAを観て、バトントワリング競技で世界チャンピオンだった日本人パフォーマー・高橋典子さんの情緒溢れる演技に感動し、自身のステージに参加してほしいという気持ちもあったと伝え聞く。』

盛り沢山の日本滞在最終日

2013-02-01 | メディア
 少し暖かいので、お風呂に母を入れてあげようと思っていましたが、自分の用事に目処もつけておきたかったので、自分のことを先にしていました。
 母が寝たので、父が床屋に行きたいと言い、ハッとしました。私が居る内に、どんどんそのようなことをしてもらえれば良かったのに、気付きませんでした。
 父が出掛けて間もなく、夜勤明けの兄が訪ねて来てくれました。母を起こして、三人でお茶を飲みながら、父が帰るのを待ちました。駅に居るという父からの連絡から、帰るのが遅いので心配をしていましたが、予想通り昼食を買って帰ってきました。父と兄がそれを食べ、母と自分にはおにぎりを作って昼食にしました。
 自分の用事の続きを始めると、母が身体を拭いて欲しいと言います。お日様も陰って少し寒くなっているところでしたので、母をお風呂に入れてあげることにしました。
 一階は寒いので、父がストーブを焚いて、そこでお風呂を上がった時に着る洋服を温めていました。
 母は、
「気持ち良い、気持ち良い。」
 とても嬉しそうに浸かっていました。
 病院では髪の毛を洗うこともなかっただろうと、私はずっと気になっていました。今日は、髪を洗ってあげられます。でも、湯船を出て髪を洗うと、少し寒いかしらと方法を考えていると、
「エンガチョだから?」
 お風呂の水をこの後抜くと聞いた母が言いました。“エンガチョ"、何だか懐かしい言葉で、笑ってしまいました。
 お風呂の水を抜くというので、母はそのままお風呂に入ってもらっていて、湯船の淵に頭をのせ頭を洗いました。上手には出来ませんが、母がとても気持ち良さそうにしていたので、私も気持ち良くさっぱりしました。
 父がお風呂を掃除して戻って来ると、母と三人でお茶を飲みました。甘いものは母のお友達が作って下さった羊羹以外お預けで、母のために煮干し、うなぎの骨、いわしせんべいをお茶請けに。
 ゆっくりしていたかったのですが、用事が済んでいないので、続きを始めました。すると、夕飯のことを尋ねられました。鯵の押し寿司と決まり、私が駅まで買いに行くことにしたのですが、郵便局へ五時までに行きたかったので、その用事をしていると、父が自分で行くと言います。父と私で出掛けられないので、父に待ってもらいました。
 ようやく用事が済み、郵便局と、ご近所のみなさんにご挨拶へ行くことが出来ました。幼稚園の先生は、丁度一年前に手首を骨折したそうで、いろいろなことを教えて下さいました。ご近所のみなさんは、誰もが親切で、母のことも父のことも良く分かって下さっていて、本当に有難く、親切なみなさんに囲まれて幸せだと思いました。
 帰宅すると、夕飯の買い物に出掛けました。鯵の押し寿司は、買ってくれば二人で食べることが出来るので、違うものを夕食にすることにしました。時間がないので、お惣菜半分、手作り半分で夕食。駅まで行く時間がなく、母には近所のスーパーの簡単なお花しか渡せなかったのが残念でした。
 帰り支度はまだ済んでいなかったので、お皿洗いは父に頼んで、支度を始めました。使用していた部屋を元の状態に戻すより、もっと片付けたいところもありましたが、その時間はありませんでした。
 仕事を終えた兄が、お姉さんと迎えに来てくれて、空港へ向かいました。父と母にこうして実家で見送られたのは、初めてのことでした。
 空港へ近づくと、一人で空港に居るのは淋しいだろうと思ったのか、兄がお茶でも飲むかと尋ねてくれました。古谷野先生がいらして下さる予定と伝えると、二人は帰りました。仕事の後、金曜日なのにお酒も飲まずに帰り、車を出してくれた二人に感謝します。
 チェックインは、機械で出来ないかもしれないと思いながら近づくと、いつもの係りの方がいらして、ご挨拶をすると、
「確か、永住権か何かお持ちでしたよね。」
 と言って、優先の列に案内して下さいました。順番を待っていると、
「お席は、20Bのままでよろしいですか。」
 私は、名も名乗っていませんし、彼女はパスポートも見ていないのに、どうして私の名前が分かったのでしょう。何度かお世話になっているとはいえ、私が一人を覚えているのと、彼女が何千、何万人を超えるお客様の一人の名前を覚えているのとは訳が違います。驚きました。そして、今回も親切にして頂きました。
 手続きが終わると、古谷野先生が丁度いらして下さり、いつものお店にソフトクリームを食べに行きました。私は、一人で話し続けていました。遅い時間にもかかわらず、いらして下さった先生。いつも有難いです。
 気付くと、時間に余裕はなく、活字好きなロスアンゼルスの友人に選ぶ間もなくさっと雑誌を買うと、搭乗口へ。実家に電話をしようと公衆電話を探しましたが、見当たりません。考えると時間も遅いので、メールをすることにしました。
 すると、テレビのことでメールが入っていました。「番組タイトルは、日本テレビ『海を渡ったサムライ&なでしこ 世界が認めた日本人に感謝状SP(スペシャル)』です。放送日時:2月11日 午後9時~午後11時8分」
 飛行機の中では、ほぼ寝ていました。二席使えたので、横になって寝ていました。

それで私はどうなるのだろう

2012-02-18 | メディア
 直しをお願いしていた手袋の確認を一番にしなくてはならなかったのですが、届いていなかったこともあり、すっかり忘れていました。練習に行く時に気付き、衣装部屋に取りに行きました。試着をしてみると、少し大きいようです。いつもは無いところに縫い目があったり、着け心地も違います。急いで直しをお願いすると二十分で出来るとのこと。ショーの前に練習できます。
 その手袋でショーに出なくてはならないことだけでも緊張が走るのに、
「今日のショーでスカートの色を見させてくれる?」
 昨晩の舞台で練習でそれを見るとおっしゃって、着けていましたが、照明がいつもと違うので善し悪しの判断が出来なかったそうです。手袋とスカートを着けて練習をしました。どちらもしっくりせず、注意深く出ていくことにしました。
 顎関節はまだ痛みがありました。ストレスとなっていることであろうもののうち、一つ、すぐに解消できるであろうことがありました。実験してみようと一回目のショーの前に試みると、そのショーの途中で痛みが無くなっていることに気付きました。大きく口も開けられて、面白いなと大きく笑いました。
 スカートのライナーの色を見ると言うことは、アーティスティックコーディネイターと衣装部屋のエリックがご覧になっているということです。そのことで少し緊張もありました。しかし、昨日カイロプラクティックで整えて頂いた身体は良く動き、また、いろいろな“問題”を消して頂いたことを信じ、古谷野先生のお言葉を思い出して、きっとゲイルが見守ってくれているだろうと感じて、それで私はどうなるのだろうと思うと、楽しくなってきました。歯切れ良く、パッとと思いながら、最後のフルートを投げると、上手く投げられました。まだ感覚は全然ありませんが、とりあえず今日は出来ました。
 スカートの色は、照明に当たるととても良い色になるとのこと。これで決定となるようです。
 ゲイルはやはり見守っていてくれたようでした。
「階段を一つ上に上がる“段階”なのよね、きっと。」
 今日は二人で少し涙を流しましたが、彼女の問題は解決されて、大きなストレスが解消されて、どっと疲れが出たようでした。私の問題は全てが解決されていませんが、少しは前に進んでいることでしょう。
 今日はたくさんのお客様が立ち上がって拍手をして下さいました。喜びが私達の方に覆いかぶさってくるかのような、大きな拍手を頂き、涙が出そうになりました。
 ズラの生徒さんに差し上げる千羽鶴、その完成をみんながとても喜んでくれました。小さな紙を折っている段階では、最終的にこのようになると想像をしていなかったようです。「良い仕上がりね。」と、あたかも私が作ったようにみなさん褒めてくれましたが、私は色の順番に鶴を糸に通しただけなのです。折り慣れていない人が一生懸命に折ってくれた数羽の鶴、鶴を折るのは慣れている人が折ってくれたたくさんの鶴、みんなの鶴が集まって、素敵な千羽鶴が出来たのです。シェリーが用意したKAのロゴが入ったパネルの裏に、ブライアンがズラのスクールのロゴを描いてくれました。パネルにはみなでサインをして、その下に千羽鶴を吊り下げました。ズラはとても喜んでいました。ズラの生徒さんにみんなの思いが届きますように。
 昨日、千羽鶴を作っていて、練習が出来なかったので、今日は居残りです。フルートの新しい表面加工のテストもしなければならないので、それも兼ねながら、フルートを回しました。


 二月十七日付の夕刊デイリーに掲載して頂きました。

多田先生、古谷野先生ご到着!

2010-11-25 | メディア
 明け方目を覚ますと、両端の布団がきれいに巻かれて、自分が太巻きの具になったように真っ直ぐ寝ていました。
 今朝は、カボチャのパイを焼きました。時間がないので、既製のグラハムクラッカークラストを使い、缶詰のパンプキンパイミックスに、卵とミルク、生のカボチャを蒸して足した事だけが少しの工夫というかたちで、簡単に作りました。
 古谷野先生の長年の夢を叶え、多田先生とご一緒にラスベガスへいらして下さいました。無事のご到着。サンクスギヴィングデイに、カボチャのパイでお出迎えしました。
 昼食をご一緒させて頂き、サンクスギヴィングデイなので、迷わず七面鳥のサンドイッチを選びました。そして、楽しくおしゃべり。お二人にお会いするのは久しぶりですが、それを感じることなく、心地良さだけがありました。
 会話の中で、香取慎吾さんのテレビ番組の話が出ました。
「二十八日日曜日、三時半から放映だって。」
 びっくりしました。私は今朝、KAの広報に頼まれていた子供の頃の写真を送ったばかり。日本時間の二十八日と言ったらもうすぐのことです。先生方には、フジテレビの方からご連絡が入って、大会の映像や写真を送って下さったとのこと。そのようになっていたとは全く知らず、お世話になっていることにもびっくりしました。番組は、今度日本ツアーをするシルク・デュ・ソレイユのショー『KOOZA』の番組ですが、
「それなりに映るらしいよ。」
 と言うことでした。当日観ることはできませんが、楽しみです。
 サイモンは、ジャグリングがとても上手な人でした。私のバトンを喜んでくれたのは、同じようなことをしている人の目からだったようです。
 今日はサンクスギヴィングです。影絵では七面鳥が出ました。一回目のショーが終わると、パイが振る舞われました。二回目のショーのアーチャーズデンの前、ステージマネイジメントのブラッドに、サンクスギヴィングはお祝いするのか訊かれました。私は日本でということかと思って訊くと、今日のことを言っているようなので、「七面鳥のサンドイッチは食べました。」と言うと、大笑いされました。
 一回目のショー、「先生達、お二人のエネルギーはすごい」と思わず口にしました。ビックリするほど身体が良く動きました。やはり少し緊張をしておりましたが、踊り始めると、すぐにその凄さを感じたので、あとは身を任せることができました。しかし、そんな身体は知らぬ間にいつもより動いていたのか、左ふくらはぎを痛めていました。スレイヴケイジで走らないといけない時、少々辛く。
 一回目が終わり、古谷野先生にだけお会いしました。とても喜んで下さって、進歩があることも喜んで下さいました。そして、バトンの先生らしいアドバイスを頂くことができました。
 二回目のショーが始まるまで、身体の調整を試みながら、ふくらはぎと闘いましたが、痛みは取れませんでした。肉離れのような痛みも感じますが、一部だけ筋肉が上手く動いていないだけような感じでもあります。あとは、とにかく動く部分を充分に動かせるように、ひっぱり過ぎないように休めたり、動くところは温めたりしていました。走ったり、歩いたり、普通の動きが少し不自然、そして踊るところは、細心の注意を払って行ないました。無事に終えられて良かったです。多田先生のお友達は、先生が行くのならと別のツアーでいらして下さいました。そして、そのまたお友達もいらして下さいました。終わってからみなさんにお会いすると喜んで下さって、特に、初めての方、お嬢様はとても喜んで下さり、私も本当に嬉しくなりました。バックステージをご案内すると、お食事に誘って頂きました。イタリアンでお腹いっぱいになるまで頂きました。
 帰ると、ふくらはぎの手入れをしました。痛みが取れずとも、明日には回復に向かっていますように。


 十一月二十八日、午後三時五十分から『香取慎吾&市川カニ蔵 さすがっスね! In USA クーザの旅』の中で、KAと共に紹介して頂けるようです。放送はフジテレビ。関東地区のみということです。

Jennifer Lopez&Marc Anthony

2010-11-11 | メディア
 通勤途中、以前同じアパートに住んでいたダンサーに良く似ている人が居て、踊っていました。買い物カートに荷物が入っていたようなので、ホームレスでしょうか。
 ちょっと厚着かしらと思って出掛けると、なんのなんの、丁度良いです。寒くなったものです。まだ二時半だというのに、夕方かと思うような日差しでした。
 約二カ月前、膝の手術をしたブライアン。今日のリハビリでは、もうダッシュをしていました。少し痛みは残るが、機能はほぼ回復したとのこと。ものすごい回復力に驚き、嬉しくなりました。
 ハーネスを着けるアーティストの為に、ミーティングがありました。ジーナは、「あなたは、ハーネスを着けないアーティストの四人に一人ね。」などと冗談を言いながら帰ってきましたが、ミーティングの内容は、深刻なものであったようです。こんなことでミーティングをしなくてはならないこと、プロフェッショナルと言えないようなアーティストが居るのは残念です。
 あれやこれやと、細かいことを忘れていました。全て修正出来る事でありましたが、いつも通りに行動できていない自分を確認すると、舞台上で何が起きるのか少し不安になります。キャプティビティで出て行っても、なんとなくいつもとタイミングが違う感じ。でも今日はゆっくりと、そしてたくさん身体を動かしていますから、無理な力を加えないように、準備された身体を信じて舞うようにしました。二回共、私の好きなタイミングで拍手を頂くことができました。二回目が終わった後、ゲイルは、とても音楽的だったと言いました。
 最後のお辞儀の時に、香取慎吾さんがお座りになったという席の方を見ました。そちらの方は常に見る方向ではなく、香取さんは目があったとおっしゃっていましたが、私も大きな方がいらっしゃると思ったところで、舞台上から拝見していたようでした。
 左の大臀筋がおかしいです。ショーの前に、歩いていて外れたような感じです。あまり嫌な感じではなかったです。ショーの最中は大丈夫でしたが、これ以上おかしくなる前に何とかしたいです。
 ブライアンは、たくさんのご近所さんを舞台裏にご案内していました。
 二回目のショー、ジェニファー・ロペスさんと、マーク・アンソニーさんがいらっしゃいました。双子の女の子役のジェニファーは代役の日で、ちょっとかわいそうでした。しかし、お二人は、バックステージにいらっしゃいませんでした。
 AGO-GOの練習をしようと思い、仕事場に持っていきましたが、トレーニングルームでも更衣室でもグリーンルームでもうるさいので、叩くタイミングだけ練習しました。練習中のビデオを送ってもらい、役立ちました。
 たまたま見た金魚のウエブサイト、金魚の長さの3倍の容器を用意するように書いてありました。そして、最悪は折れて死ぬと。飼い始めは二匹居た金魚達、一匹が折れ曲がって死んでしまったのはそのためだったのかもしれません…。


 ラスベガス日系情報コミュニティーサイト『VegasZumi.com』に載せて頂きました。http://www.vegaszumi.com/SearchResults.asp?Cat=176

America's got Talent

2010-07-19 | メディア
 今朝はまだ暗い内、5時頃起きました。出掛けると、丁度朝焼けの美しい時。アパートのゲートまで行くと、大きな朝日が目の前に現れました。
 MGMで支度をし直し、楽屋から出ると、中国人のみなさんも集まっていました。集合時間まで少し時間があったのでトレーニングルームへ行き、曲を掛けて振付を確認しました。
 さあ、ロスアンジェルスに向けて出発です。バスは寒いと思っていましたが、予想をはるかに超える寒さ。持って行ったものを全部着ても寒いくらいです。中国人のみなさん、フランス人のステファンは平気なのでしょうか…。車内ではベーグルとオレンジジュースを支給して頂き、半分眠りながら食すと、寒いので丸まって寝ました。たくさん寝るように努めました。
 良く寝て、お腹が空き、目が覚めるともうロスアンジェルス。街並みを眺めているだけでも、楽しい感じでした。行き先はCBS。到着すると、来たことがあると思いました。中に案内されると、それを確認。何年も前に、クレベーフとJJと3人で『The Late Late Show with Craig Ferguson』に出演させて頂いた時のスタジオ、練習した通路を通り過ぎました。
 今日の控室は、大きなスタジオに鏡を置き、更衣室を隅に作って用意して下さっていました。ここも寒いこと。到着後、まずは昼食という予定でしたが、メイクを始めることになりました。私は、メイクアップアーティストにして頂くことになっていたので、座っているだけでしたが、今回も一瞬眠ってしまいました。エミー賞の時と同じ方でしたので、彼女も慣れた感じで、出来上がりも今日のほうがしっくりする顔でした。
 昼食はメイクが済んでも到着しません。身体の準備を始めることにしました。しばらく動いていると、ようやくサンドイッチが到着。あまりにもお腹が空いていたので、頂きました。それから、もう一度身体を動かし始め、予定を確認すると、4時半と予定表に書いてあったカメラリハーサルは4時とのこと。訊いて良かったです。そこから、衣装に着替えたり、カツラをつけたりすると、出発の時間になってしまいました。少し遠い本番会場へ。
 舞台は思っていたよりも狭いですが、モニターで見るととても広く見えます。中国人のアーティスト達がチームで大きく動くので、その様子を見ながら端で練習したり、彼らが疲れている時は中央で練習したり、上手く場所を見ながら練習をするのは、大会に出ている時のようで、懐かしい感じがしました。テレビの方とのリハーサルが始まると、「始まりはこのカメラを見て。」とか、「そこではもう少し下がって。」とか、一人で踊る私は、特にいろいろと指示を頂きました。何度か通して、カメラの位置が決まると、最後に本番の様に通しました。
 カメラリハーサルが終わると、そこからすぐ、外に用意して下さった仮設の控え場所でメイクの最終確認をしました。私はカツラを外さなければならないことになり、そうこうしていると、整った時には本番に向けて出発の時となってしまいました。
 ぞろぞろと歩いて本番会場へ戻ると、審査員の一人、Howie Mandelさんがいらっしゃり、写真を撮ることになりました。彼はラスベガスでショーをしている方なので、KAを観たことがあるとおっしゃって下さいました。それからみなで靴を本番用に履き替えて、舞台裏に移動。舞台では前振りというのでしょうか、お客さんを盛り上げているところでした。
 しばらく待つと、いよいよ本番。私はフルートをステージの中央に置くと、階段を2段上がり、待機をしました。そこでしばらく待つことになり、緊張しました。
 終わって舞台裏に移動すると、「もう一度やりたい。」とステファンは言いました。今日は彼の誕生日なので、願いを叶えてあげたいようでしたが、そして、私も出来ることならもう一度やりたいところでしたが、願いは叶わず。しかし、テレビの方みなさん良い方で、気持ち良く仕事をさせて頂くことができました。
 靴を履き替えると、遠い控室までまたぞろぞろと戻り、衣装を脱ぎ、メイクを落として。衣装やメイク道具、中国人アーティスト達の使う道具などを運んで、午後8時半前にバスに乗り込みました。ロサンジェルスのこの時間はまだうす明るく、涼しくて、とても気持ちの良い時間に、お花がいっぱいの駐車場を歩きながらバスに乗り込みCBSを後にしました。
          
 初めのうちは目が冴えていましたが、だんだんと眠くなり、ぐったりと寝ていました。そこへ「夕食はバスの中で食べますか。それともお店で食べますか。」と聞こえ、目が覚めました。お腹が減っていることなど忘れるくらいにぐっすり寝ていましたが、どうやら夕食の時間がきたようです。私達は早く帰りたいので、バスで食べることになりました。行った先は、ハンバーガー屋さん。おいしいハンバーガー屋さんではありますが、そこは3種類ぐらいのハンバーガーとフレンチフライがあるだけで、サラダなどは置いていません。今の胃にハンバーガーでは負担が掛かりそうだな、と思いながら並んでいました。前のアーティストが、フィジオの方に「あとどれくらいでラスベガスですか。」と尋ねると「寝ていたから今どこに居るかも分からないよ。」と。私も居場所が全く分からず、今の私達の状況がおもしろく思えてきました。
 並んでいるうちに、初めのほうに買った人たちがその場で食べ始めました。アーティスト15人に、何人かが付き添って下さっているという大人数でしたので、何しろ時間が掛かります。そして、結局その場で食べることになりました。
 私は食べ終わるとすぐにお店を出て、少し先にある小さなコンビニまで走りました。何か身体に良いものはないか探しに行きましたが、日本のコンビニのようにはいきません。パンを買うとバスが停まっているところまで戻り、道端に座り、運転手さん達とそのパンを食べました。フレンチフライよりは身体に良いかと思います。ロサンジェルスのように涼しくはありませんでしたが、ラスベガスのように暑くもない夜でした。
 コンビニの方に尋ねると、あと2時間でラスベガスと言われました。その頃午後10時半。ラスベガス到着予定の12時は過ぎてしまいそうです。バスが出発すると、またすぐに寝ました。
 はっと目が覚めると、ラスベガスの街並みが見えてきました。うとうとしながら、ギラギラ光る街並みを見ているうちに、MGMへ着きました。荷物をみなで降ろし、家に帰ると午前2時を過ぎていました。貴重な経験をさせて頂いた、長い長い一日でした。

 今日収録をした『America's got Talent』は、水曜日、7月21日に放映されます。CBAでの収録でしたが、放映はNBSだそうです。

裏方さんの緊張

2010-06-10 | メディア
 プロップスに新しフルートの不具合を見て頂くことになっていましたが、今日見るとその部分が直っていました。私にはとても嬉しいことです。
 手袋のパターンを直して頂くことになりました。手袋をはめてモントリオールからいらした方に今日ご覧頂くと、ようやく問題が分かったようです。新しい手袋をはめる恐怖から解放されますように。
 今月末にラスベガスで行われるエミー賞の授賞式に、参加させて頂けることになりました。とてもありがたいことであり、楽しみです。
 二回目のショーの始まりが遅れていました。お客様の中に具合の悪い方がいらしたようです。その間、リガーの人が話し掛けてきました。今日も彼はリードをしなければならないと、いつものように少し大袈裟に緊張している様子を見せました。そして、昨日のショーのデュエットの始まりが遅れたのは自分の責任だったと言います。でも、大本は彼の所為ではないのではないかと思い尋ねると、「いや、全部僕の所為。」と。そのこともあって、今日は本当に緊張しているようでした。ちょっとした手違いでも、舞台が複雑なので、大きなこととなって表れてしまうのでしょう。大きな舞台を動かすのは、本当に大変なことだと改めて思いました。 
 新しいコートは少し柔らかく動くようになってきました。二日目でこの違いですから、問題ないでしょう。

ペットボトルホルダーくん、5年間ありがとう

2009-10-06 | メディア
 クリエイション時から使っていたペットボトルホルダーが、ボロボロになっていました。きっかけがなく変えることが出来なかったのですが、今日から新しいものにすることにしました。しかしながら、5年間、毎日のように使っていたこのペットボトルホルダーを、ポイと捨てられるかどうかは疑問です。 
 「アリサは、まだ高いところが怖いみたいだけれど、良くやっているよ。」とわざわざ報告に来てくれた人がいました。コーチやキャプテンからも可愛がられています。新しいことに一生懸命挑戦している彼女を見ながら、私も約一年の成果を古谷野先生にご覧頂いたので、何かを新しくしていこうと思いました。
 最前列から日本語が聞こえたので、最後のお辞儀で見ると、女性二人が大きく手を振って下さいました。嬉しそうな姿に、私も嬉しくなりました。
 9月8日付の『夕刊デイリー』が届きました。KAに2000回出演したことを中心に記事を掲載して頂きましたが、素敵にご紹介頂きました。48年かけて「放浪記」に2000回出演された森光子さんに敬服致します。