車好きな兄達の影響で、子供の頃はよくカーレースをテレビ観戦していました。しかし、レース場で観戦するのは今日が初めて。ラスベガスモータースピードウェイにNASCARを観に行きました。約10万人集まるというこのレース、ほとんどの方が車で来る訳で、大渋滞を成していました。そして、駐車場はとてつもなく大きいのです。帰りを考え、出口の近くに車を停めたので、しばらく歩いてレース場にたどり着きました。
レース場の周りは、Tシャツなどを売っているお店と、屋台が並び、お祭りのよう。そこを抜けている頃に国歌が流れ、何とかスタートには席に着くことが出来ました。
レースが始まりしばらくは、車の音にびっくりしながらも、なんとなくボーっとしてしまい、ただ楕円のコースを267周もするのを観ていられるのか不安になりましたが、そのうちに、楽しみ方が分かってきて、観戦に夢中になっていました。ピットでのタイヤ交換の早さなどもよく見えました。
24番の車が最後20周弱を残すあたりまでほとんど先頭でいましたが、いつも優勝しているという48番の車に抜かされると、今までの頑張りが嘘のように遅れて行き、最後は3位まで落ちていきました。車の調子が悪くなったのか、人間の気力の問題だったのか、人が走るだけのこととはどう違うのかなど考えながら過ごしました。
ゴールを見たか見ないかのうちに席を立ち、レース場を後にしたのですが、もう渋滞は始まっていて、レース場のすぐ脇を走るハイウエイにのるまでほとんど動かない状態で、ハイウエイからレース場を横に見ながら車で走っていたのは1時間45分後でした。駐車場からその地点まで歩いたら、15分も掛からないようなところです。
夜は、エリカが企画したチャリティーショー、『CIRCUS COUTURE』を観に行きました。会場のナイトクラブの中は、人が溢れるほど入っていて、もちろん満席。立つ場所さえ探すのが大変なほどでした。私が到着をした時は、ちょうどオークションが始まる時で、マイクがオークションの司会者に渡されました。この方、たぶん本職の方です。エリカはどうやってこの方を見付けたのでしょう。オークションにかけられていたのは、主に絵です。ビートルズの4名が描かれた絵は、なんと1700ドルで落札されました。
ショーが始まると、すぐにエリカは舞台の上で髪を剃りました。『CIRCUS COUTURE』は、がんの子供達のために設立されたSt. Baldrick's Foundationに纏わるもので、ラスベガスでは3月6日に行われるイベントに先立って行われました。この日は、抗がん治療で髪の抜けた子供達の気持ちを思い「ぼくが頭を丸めると言ったら、君はいくら寄付してくれる?」と言いながら寄付金を集めた人達が、みなの前で髪を剃ります。“Cirque du SoBald”というチームを作り、キャプテンにもなっているエリカは、まずは自らが剃髪しました。
ショーは、KAのアーティスト達のマーシャル・アーツ、ロープ、ストラップ、コントーションなどの演技の他に、アーチェリー、ハンド・トゥ・ハンド、ボディ・パーカッション、コーラス、ファッションショーなどがありました。
エリカは、この日のために毎晩寝る間も惜しんで準備をしてきました。KAの更衣室でもコンピュータに向かい、ショーが終わった後もお化粧を落とすこともせずに、衣装だけ脱ぎ、裸のような格好でいつまでもいつまでも作業をしていました。今日までの1週間は、テレビや新聞の取材があり、さらに忙しかったようです。
たくさんのボランティアに支えられて、大きな大きなショーを成し遂げたエリカは本当に輝いていました。自分のためではなく、ただひたすらに子供達のために時間と労力をささげたエリカ。
素敵な時間に立ち会えて、とても幸せでした。
レース場の周りは、Tシャツなどを売っているお店と、屋台が並び、お祭りのよう。そこを抜けている頃に国歌が流れ、何とかスタートには席に着くことが出来ました。
レースが始まりしばらくは、車の音にびっくりしながらも、なんとなくボーっとしてしまい、ただ楕円のコースを267周もするのを観ていられるのか不安になりましたが、そのうちに、楽しみ方が分かってきて、観戦に夢中になっていました。ピットでのタイヤ交換の早さなどもよく見えました。
24番の車が最後20周弱を残すあたりまでほとんど先頭でいましたが、いつも優勝しているという48番の車に抜かされると、今までの頑張りが嘘のように遅れて行き、最後は3位まで落ちていきました。車の調子が悪くなったのか、人間の気力の問題だったのか、人が走るだけのこととはどう違うのかなど考えながら過ごしました。
ゴールを見たか見ないかのうちに席を立ち、レース場を後にしたのですが、もう渋滞は始まっていて、レース場のすぐ脇を走るハイウエイにのるまでほとんど動かない状態で、ハイウエイからレース場を横に見ながら車で走っていたのは1時間45分後でした。駐車場からその地点まで歩いたら、15分も掛からないようなところです。
夜は、エリカが企画したチャリティーショー、『CIRCUS COUTURE』を観に行きました。会場のナイトクラブの中は、人が溢れるほど入っていて、もちろん満席。立つ場所さえ探すのが大変なほどでした。私が到着をした時は、ちょうどオークションが始まる時で、マイクがオークションの司会者に渡されました。この方、たぶん本職の方です。エリカはどうやってこの方を見付けたのでしょう。オークションにかけられていたのは、主に絵です。ビートルズの4名が描かれた絵は、なんと1700ドルで落札されました。
ショーが始まると、すぐにエリカは舞台の上で髪を剃りました。『CIRCUS COUTURE』は、がんの子供達のために設立されたSt. Baldrick's Foundationに纏わるもので、ラスベガスでは3月6日に行われるイベントに先立って行われました。この日は、抗がん治療で髪の抜けた子供達の気持ちを思い「ぼくが頭を丸めると言ったら、君はいくら寄付してくれる?」と言いながら寄付金を集めた人達が、みなの前で髪を剃ります。“Cirque du SoBald”というチームを作り、キャプテンにもなっているエリカは、まずは自らが剃髪しました。
ショーは、KAのアーティスト達のマーシャル・アーツ、ロープ、ストラップ、コントーションなどの演技の他に、アーチェリー、ハンド・トゥ・ハンド、ボディ・パーカッション、コーラス、ファッションショーなどがありました。
エリカは、この日のために毎晩寝る間も惜しんで準備をしてきました。KAの更衣室でもコンピュータに向かい、ショーが終わった後もお化粧を落とすこともせずに、衣装だけ脱ぎ、裸のような格好でいつまでもいつまでも作業をしていました。今日までの1週間は、テレビや新聞の取材があり、さらに忙しかったようです。
たくさんのボランティアに支えられて、大きな大きなショーを成し遂げたエリカは本当に輝いていました。自分のためではなく、ただひたすらに子供達のために時間と労力をささげたエリカ。
素敵な時間に立ち会えて、とても幸せでした。