のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

Veronic Voices

2013-07-18 | KA
 昨日は遅くまで起きていられたので、ようやく元の生活リズムに戻せるかと思いましたが、早く目覚めてしまいました。いろいろと考えていると眠れなくなり、そのまま起きました。
 ヴィクトリアのところへ用事があって行くと、 ヴェロニィクさんのショーのことを教えて下さいました。KAの人達を招待して下さるというお知らせはちらっと見ましたが、木曜日のショーの後に行くことが出来るか分かりませんでしたし、土曜日の予定が分かりませんでしたし、自分の気持ちがどうなのか分かりませんでしたし、申し込みを控えていました。
「今日のショーは、今電話でお願いしたところだけど、またお願い出来るわよ。行けるようなら、行けば良いのだから。」
 ヴィクトリアは、快く二枚のチケットを追加して下さいました。
 一時間考えて、お世話になっている方をお誘いしました。誕生日にお祝いメールを頂いていたのですが、お礼が出来ずにいました。今日お返事しようと思っていましたが、やはり出来ずにいました。
 サラの子達が来ていました。フルートを借りたいという男の子に、予備のフルートを貸しました。それから、女の子もフルートを回したいと言い、少し悩みました。出来れば、本番前には他の人に使って欲しくありませんでした。しかし、貸すことにしました。子供ではありますが、道具に対する思いをその時に伝えるべきだったのか、ショーの間に考えることになりました。ストレッチを終えると、フルートを返してもらい、回しました。子達はじっと見ていました。
 昨日ショーに出なかった、父役のグリシャが来ていました。脳震盪を起こしたようです。先日のリハーサル時、新しい場面のためにスレイヴケイジの配役を変える必要があるとのことで、新しい人にその戦いを教える時間がありました。しかし、それはほんの数分。数回の練習で大丈夫なのか、私は心配していました。ショーの始まった日に、新しくその場面に入ったアーティストが、彼の頭を蹴ってしまったようです。サラのことがあったばかりで、このようなことになり、驚きます。
 新しい場面についてのアドバイスなどは、何もありませんでした。知り合いが、ショーを観に来てくれているようでしたが、受け取ったメッセージにお返事出来ませんでした。今日も、ふざけているような姿が見られました。
 影絵の時にいっぱいいっぱいになってしまって、泣き始めてしまいました。ジーナが心配してくれたのですが、その時、私は上手く彼女に話せませんでした。ショーが終わり、ジーナに謝りに行きました。ズラは、
「泣きたい時は泣けばいいのよ。私にもハグさせて。」
 そう言って近付いて来ました。彼女は、サラと真剣に言い合えるほど仲良しでした。彼女の方が、辛い時なのでしょうに。
 ヴェロニィクさん、どんな歌を歌う方なのかも分からずに行きました。一人でしたら、今日は、行かなかったと思います。いろいろなことが有り過ぎて、とてもそのような気持ちではありませんでした。彼女は、フレンチ・カナディアンということで、親しみが湧きました。彼女は、KAの人達が来ていることを観客に伝えると、
「KAのみなさんのために、今日のショーを捧げます。」
 彼女は、五十人もの有名歌手の声を出せるそうです。今日は、自分が真似る素晴らしい歌手達と同じように、ラスベガスという土地でショーをするという夢が叶った日だったようです。この瞬間に立ち会えたこと、とても嬉しいことでした。ショーは、とても楽しかったです。ヴェロニィクさんから、たくさんエネルギーを頂きました。いろいろなことが良い方向に重なり、行くことが出来、本当に良かったと思いました。

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