のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

5時だよ!

2009-10-24 | KA
 亜梨ちゃんの演技はとても滑らかになっていました。毎日早く来て練習をしている成果が、一週間で良く表れていました。今日は、彼女の演技をビデオで撮るつもりでいましたが、こんなことなら先週の演技も撮っておいてあげれば良かったと思いました。あのぎこちない演技も、楽しい思い出になったことでしょう。
 クレベーフがジェスター役に戻ってきました。ヤンチャオのぎこちない影絵も、彼の優しさに包まれると、上手く物語に仕上がります。やはりクレベーフです。
 そんなことから話が始まったのでしょうか、私が、「楽譜を渡された音楽家は、すぐにその曲を奏でることが出来るかもしれない。そして、楽譜通りに演奏できれば、それで出来ていると思ってしまう人はたくさんいるからね。」と言うと、「それ、ほとんどの人じゃないですか。」と亜梨ちゃん。そして彼女は、「私は29年バトンをやってきて、でもここへ来てまた一からやり直すつもりで練習をしている。他のアクトをするのに、数週間だけ練習をして、自信を持ちなさいと言われたって持てるわけがない。」と。
 彼女は、そのまま寝てしまいそうなくらい疲れているようだったので、今晩は社員食堂へ行き、夕食をとることにしました。彼女にとっては初。二人共、お皿を山盛りにして席に着くと、それから話すこと話すこと。「せっかくお金を払うのだから、朝食も食べて帰ったらいいね。」などと冗談で言ってはいましたが、まさか朝の5時になるとは。冗談が本当になり、私達は朝食を頂き、帰ることにしました。そして二人で自転車にまたがると、またそこで話が始まり…帰宅したころには、すっかり日曜日が始まっていました。

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1 コメント

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1967年アメリカ貧乏留学物語 (Mike)
2009-12-03 21:36:17
【1967年アメリカ貧乏留学物語】をブログで書いています。
時間がありましたら、のぞいてみてくださいね。ほとんど実体験です。まだまだ続きます。
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