のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

急にデビューさせるから

2009-10-15 | KA
 今日は陪審員に召喚されていた日でした。手続きはきちんとしたので、私は働きに来ているだけであることがもう分かったと思います。召喚状も、もう来ないことでしょう。
 ゲイルといつものように身体を動かして、お化粧をすると、ショーに出ない日なので、“バトン”の練習をしました。ヴァレカイのアーティストの練習姿を横に見ながら、気持ちの良い練習が出来ました。
 亜梨ちゃんのデビューが今日もあることになりました。私は今日も時間があるので、クライムの時に劇場を走るその姿を観ることが出来ました。ところが、その後の森のシーンを観に行くと、昨日デビューをしたペタルバインと名の付いている蔓の一つに、彼女の姿がありませんでした。
 どうしたことかと心配をしていると、間に合わなかったと悔しそうに来ました。それは亜梨ちゃんのせいではなく、指示が行き渡っていなかったために、前のシーンから次のシーンに出演をするのに必要な、衣装やお化粧の早替えの準備が整っていなかったということからだったのですが、このことで、彼女は責任を持って仕事に臨んでいることをみなが分かったようでした。
 二回目はきちんと準備が整ったようで、無事にペタルバインに座っていました。彼女のこの姿を私が劇場から観られるのは、今日を逃すとないかもしれないと、お化粧を落せる時間になると急いで顔を洗い、劇場へ走って彼女のことを見守りました。

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