のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

アナトリのクック

2007-06-04 | 日記
 アナトリは3人いる従者役の中の、本でジャグリングをするアーティストです。もともとクラウンの彼は、いつもいろいろなアイディアを浮かべています。
 彼が友達の家で何かをするというので、真夜中過ぎに始まるパフォーマンスを観に行きました。
 家の広いリビングルームの半分には、クッションやソファーや椅子を並べて客席に、半分には赤いカーテンを囲ませて舞台にと、上手く作ってあります。台所からダイニングルーム、庭へのつながりには、ル・レーヴのアーティストを中心にいろいろなショーから人が集まっていて、お酒を片手にスナックをつまんで、みな楽しんでいました。
 アナトリは「こんなに人が集まると思わなかったからなんだか緊張してきたよ。」と言い、「お化粧したほうがいいかな。しないとね…。」と、いつもに増しておどおどしたような動きをしていました。
 ショーは予定の午前1時を過ぎて始まりました。アナトリの一人芝居。鳩時計の鳩のアナトリが時間が来て「クック。」と鳴く、その裏の出来事、思いを芝居にしていました。表情や動きが明らかで、思いがとても伝わってきました。
 終わってから彼に会うと、やり遂げたことの満足感に満ちた顔で「凄く心配だったけど無事終わったよ。できたよ。」と自信に溢れていました。
 もうひとりLOVEのアーティストも一人芝居をしました。彼もとてもおもしろかったです。
 席をたくさん用意できないからあまり人を呼べないと言う中、私のことを誘ってくれたアナトリに感謝します。週末の一番最後に私も充実した時間を過ごせました。

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