のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ロミオとジュリエット

2012-03-22 | KA
 タウンスクエアに行くと、ヨーグ。彼もバレエを観に来たのかと思うと、待ち合わせがあると言い、
「ここ、ワッサの新しい劇場だよ。」
 映画館のすぐ下のこんなに良い場所に、個人で劇場を持つことが出来るなど考えてもみませんでした。私は時間がなかったのですぐに映画館へ向かいました。
 ロイヤルバレエ団のロンドン公演を映画館で生中継すると言われ、観に行きました。ロミオ役は、友人のお友達。疲労骨折から復帰したばかりとのこともあり、彼女はドキドキしながら開演を待っていました。ジュリエット役は、若いイギリス人だそうです。ロイヤルバレエ団には、ジュリエットに配役出来る自国のバレリーナが、今は彼女しかいないそうで、若いながら主役をすることになったそうです。
 バレエは、期待を遥かに超えて良かったです。私は、バレエを観ていると眠くなってしまうことが多いのですが、そのようなことは全くなく、目が離せませんでした。動作一つ一つが言葉になっていて、物語に引き込まれました。同時に、これだけのことをするのに、どれほどの積み重ねがあったのだろうと考えていると、さらに心動かされました。勉強にもなりましたし、自分にもまだまだ開発出来るところも、努力出来ることもたくさんあると改めて思うことが出来ました。バレエの素晴らしさを再認識し、バレエをされているみなさんは、このようなバレエに誇りを持っていらっしゃるのだろうと思いました。
 余韻を味わう時間がなかったのがとても残念でした。MGMに着くと急いでご飯を食べました。お腹には良くなかったです。胃がむかつきました。そして、一回目のショーは、お客様を迎えていました。その緊張も重なり、何度も咳き込み、どこかへ行ってしまいそうになりました。しかし、何度もバレエのことを思い出し、励まされ、自分はジュリエットになった気分でショーをしました。

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