シェリー、アウト

　「ありがとう。」と、階段を上がる時にすれ違った他のショーのアーティスティックコーディネーターに声を掛けられ、訳が分からず振り返ると、「あなたの演技を観るのをいつも楽しみにしているので。」とおっしゃっていただきました。そういえば今日のミーティングで彼が紹介され、今日のショーをご覧になると言っていました。今のショーは身体の動きが少し硬かったな、と残念に思いながら、そうやって楽しみにしてくださっている方が、こういう立場の方にもいらっしゃるのだと分かると、嬉しく、また、背筋がピンと自然に伸びました。　
　シェリーが背を傷めアウト。代役の双子の男の子にうまく合わせられなかった感じで、いつまでも発することが出来ない感じでした。焦らず少しずつ…。