のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ブチッて言ったよ…

2009-03-24 | KA
 ジャンプをしようと踏み込んで跳ぶまでの間に、ふくらはぎが「ブチッ」といいました。今日は練習をしている時から、ふくらはぎがまた攣りそうな気配で、腿の裏側も張っているようでした。気を付けて舞台に立っていましたが、大変なことになってしまいました。気を付けながら踊り続け、終わるといつものようには走れず、脚を引きずることになりました。あの音と、あの感触からすると簡単に治るとは思えませんでした。笑みはなくなり、トボトボと階段を登りました。その後のシーンでは、短い距離ですが走らなくてはいけません。いつもより減速して、不恰好に走ることになりました。こんな歩くのも儘ならない状態で、これからどうなるのだろう。
 二回目はアウトになるべきだったのでしょうが、出てしまいました。でも、途中で何度も本当に出て良かったのか考えました。休みたくないという自分の気持ちだけで出てしまいましたが、怪我のことでというよりも、その判断が果たしてお客様に対して誠実だったのかと何度も考えました。
 踊り終えると、そこに居たステージマネージメントからスレイヴケイジが終わったら家に帰っていいと言われました。私はびっくりして、残るエピローグは歩くだけだから出させて欲しいと頼みました。しかし、それは上から言われたことなので彼女が指示を変えることはできず、自分でステーシィのところに行って頼みなさいと言われました。すぐにステーシィのところへ行き頼みました。いろいろとやり取りはありましたが、どうにか出られることになりました。
 ショーが終わり舞台が下がると、いつもは階段を上って戻ります。今日もトボトボと登ろうとしていたところ、シェリーが階段へのドアの前に立ち、両手を広げて遮って「イッショニ、エレベーターデ、イキマショウ。」と誘ってくれました。彼女の温かい心を受け止めて、素直にエレベーターに乗りました。
 今日は友人がご家族と共にラスベガスに到着したので、仕事前に空港へ行きました。そのため車で来たのが幸いして、自転車をこがずに帰ることが出来ました。
 ギックリ腰の時は土曜日で翌日が休みでしたが、今回は週頭。明日があります。明日はフィジオに来るようにも言われてしまい、半分、いや半分以上、明日はアウトになる覚悟をしました。
 家に着くと、身体のことでお世話になっている先生にご連絡をさせて頂きました。私は肉離れかと思っていましたが、先生は「それは断裂していますね。」と。覚悟はしていたので、今回は涙も出ませんでした。落ち着いて治療の仕方を聞いて、すぐに実行しました。明日、フィジオの時間は午後3時。それまでにどこまで回復できるか。自然回復力をどれだけ発揮できるかも、自分自身の力です。

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1 コメント

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Unknown (K.N.)
2009-03-30 01:08:23
コメントは久々ですが、いつも楽しませて頂いてます。
おそらく全部ではなく一部なのでしょうけど、健を痛めて
しまったのでしょうね。場合によってはじっくり治す
というのも選択肢になるのではないでしょうか…

充実して楽しくやれていたとしても、体には知らず知らずの
うちに疲れやストレスが溜まってしまう物です。
体が資本の仕事ですから、どうぞご自愛下さい。
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