のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

9時半出勤

2007-03-24 | KA
 朝の9時半にMGMに行くというのは、普通の生活なら決して早くないことなのでしょうが、時間がずれた生活をしている私にとっては、早出でした。
 メイクアップデザイナーのナタリーが丁寧にメイクをしてくださり、カツラにはあまりピンをつけないようにして、羽がまだふわふわの新しい衣装を着て、写真撮影です。シルクドソレイユのキャスティングで使う写真を撮りたいとか。
 写真撮影には、去年私のキャラクターを社内のミーティングのプロジェクションに使うことに決めてくださったピエールさんがいらしていました。お話を伺っていたら、彼は私がフルートを回すところをとても気に入ってくださっているようで、今回の話もそれでいただけたようでした。
 まずはライトの位置を下に設定してあるので低い姿勢でバトンを回して欲しいと言われました。床に座るとそれよりは高くと言われ、かなり深めのランジに。バトンは衣装にかぶらないように身体から離れたところで、と。とても無理のある姿勢でした。私はバトンが回っている写真を撮ることがいかに難しいかということを、長年バトンをしておりますのでよく分かっていました。だから彼らの要求することに精一杯応えても思った通りにはいかないだろうと分かっていました。でもとりあえず彼らがどういうものを撮りたいのか感じたかったので言われた通りに動いていました。
 今はどういう風に撮れているのか、コンピューターの画面ですぐ分かるので便利です。私が観る限り、かなりおかしな姿勢…。でも彼らはバトンが回っている軌跡を撮りたいようで、そこにこだわっていました。またある人は、首で回しているところを撮ってほしいと。それは写真にしたら、全く面白くないだろうな…と思いながら、私はみなさんがどういうところに興味を持っているのか知るのに、とても楽しい時間を過ごせました。
 その後、私の経験からしてこうしたほうがバトンが回っている写真が撮れるのではないかということを伝え、見た目にも無理のない姿勢を提供しました。どの写真を彼らが選ぶのか分かりませんが、バトントワラーやダンサーが見たときにおかしくないものを選んでくださることを願います。
 同じ姿勢を長い時間保っていたので、明日は筋肉痛になりそうです。

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