のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

スパイシィガール?

2010-11-24 | KA
 布団から出たくない朝。曇り空で日が差し込まない部屋は、冷えていました。今日の最低気温の予報は、華氏27度、摂氏マイナス2.7度。さて、どうなることでしょう。
 日本に居た時、栗の季節に母が栗をよく茹でてくれました。帰宅をしてから茹でてくれたので、それを食べるのはいつも夜。なんとなく、ゆで栗は夜食べるものになっていたのですが、今朝は待ちに待ったゆで栗を頂きました。母と二人で無言で食べていたときのことを思い出していました。そういえば、この包丁、その時に使っていたものを日本から持ってきたものです。水に漬け、茹でてからそのまま置いておくというのは初めての方法です。すぐに食べるよりホクホク感がありませんが、しっとりとして少しホクホクもしておいしいです。半分はショーの後の楽しみです。
 新しい中国人のアーティスト、サイモンが話し掛けてきました。お坊っちゃま風な彼、真っ直ぐな感じは丁寧に英語を話すことにも通じています。
「あなたはスパイシィガールと一緒に来たのですよね。」
「え、スパイシィガール?」
「私の通訳が、身体を鍛えたいから彼女はスパイシィガールと来ていると言っていました。」
「ああ、自転車…。」
 彼の“bicycle”が、私には“スパイシィガール”に聞こえてしまったのです。そして、
「オリジナルのアーティストですよね。敬服します。」
 と丁寧に頭を下げました。こんなに直立したまじめな彼は、どんな動きをするのか楽しみです。
 一回目のショー、小道具の扱いが上手くいかず、何度も手惑ったところがありました。スレイヴケイジで父を助けに行くと、パスレイルが滑って、危うく転ぶところでした。
 日本からと思われる団体様が前の方にいらして、一生懸命手を振って下さいました。 
 二回目のショーは、踊りだした途端に、優しく舞えると思いました。気持ち良いです。
 『MATSURI』の出演者の方にお会いし、恋人が日本からいらしているとご紹介下さいました。最近ホームステイにして、車の免許も取って、と楽しそうに話してくれました。活気ある彼女とお話できて良かったです。
 氷点下になると思い準備をしたので、外に出ると顔以外は寒さを感じませんでしたが、アパートに着く頃には、うっすらと汗。そう、冬は少し寒いぐらいの服装で走り始めないといけないのでした。

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