アロハ ウハネ
週末は、遺伝子組み換え作物をつくらない運動推進家たちが主催する映画を見にいってきました。
http://www.joaa.net/news/topics-001.html
「未来の食品 ~ 自分たちで決める」
アメリカの作物の現状を知り、それが既に日本にも多く輸入され、知らないうちに食しているのです。
最近、コレステロール0で宣伝しているキャノーラオイルは、アメリカが原産国です。
調べてみると、「味の素」で出しているオリーブオイルとグレープシードオイルはヨーロッパから(安全)、それ以外はアメリカやカナダで生産されており(危険)、遺伝子組み換え作物が入っているのです。(http://www.j-oil.com/qa/eachgoods_qa.html#qa1)。コーンフレークなどもそうです。とうもろこしとキャノーラ(なたね油)が一番取り上げられていました。私も買っていたので、ショックでした。
実際に映画で見ると、当然種などは風で飛んでいきますので、アメリカやカナダで自分の農場では50年代代自分たちの種を育てきた農場がいつの間にか遺伝子組み換えの種と混合して育ってしまっているという現状で、逆に遺伝子組み換え種を作っている悪企業から訴えられ、巨額の負債を負い、更に50年かけて育てた種をすべて焼却しなければならないというひどい現状を放映していました。
このような作物を長年食べているとどうなるのか? また土壌にも恐ろしい程の農薬をまき、このような種を育成していくと土壌がどうなっていくのか? その米企業は、貧困に飢えた世界の人口を救う為に安く大量に作れる事を宣伝文句にしていますが、実際には救うどころか、逆の方向に向かっていくのです。単なる金儲けで産業を独占しようというひどいマーケティング戦略なのが現実です。
未来は一人一人の責任です。自分の選択が人類の選択、地球の選択の代表である事を多いに自覚して、このような企業を応援する方向に行かないように、よく調べて、食べない、買わないを実践して行く事が大切ですね。
アロハ&ポノ