アロハ ウハネ
紅葉が色つき、清里は色の温かさの中に包まれています。今年は、どんぐりがものすごくできたようで、たくさん落ちています。夏が暑かったせいで、実がたくさん実ったのでしょうか?笑
さて、久しぶりの古代ハワイのお話を致します。
この絵は、古代ハワイのカフナが天地創造を現したシンボルの一つです。
一般的なハワイ神話は、ネットでもけっこう載っていると思うので、あまり知られていないお話です。
私の本の中で、ハワイと日本を含む現代の先住民と言われる人たちは、太古のムー大陸から来ていている事を書きましたが、ハワイの一般の神話には、太陽神の事をあまり触れていません。
そこで、古代ハワイでも太陽神が重要視されていた事を少し書きたいと思います。
このシンボルは、神聖な太陽系の八神を現しています。
Teave, Tane, Na 'Vahine, Tanaroa, Rono, Tu, Vatea, Papa
(テアヴェ、ターネ、ナーヴァヒネ、タナロア、ロノ、テュ、ヴァテア、パパ)
近代では、カネ、カナロア、ロノ、クーが四大神とされていますが、これは、この中のターネ、タナロア、ロノ、テュに当たります。本来の発音は、今Kと書かれ発音されているものはTで、Lと書かれ発音されているものはがRに近い発音でした。WはVの発音です。もともと文字にされない口伝承の文化でしたが、アメリカ人の宣教師が入ってきた時に、発音を変えて文字にされています。おそらくアメリカ人には発音しにくかったのでしょう。
この八神は、すべて太陽神の一部です。テアヴェは、太陽の男性神、ターネは、光を司る神、ナーヴァヒネは、太陽の女神(別名をTe Vahine Te Raといいます。Vahineは、女性。Ra/ラーは、太陽)、タナロア、ロノ、テュは、ターネとラーから生まれた三兄弟。その後にヴァテア(一般的には空なる父として知られる:ヴァケア)、パパ(一般的には母なる大地として知られる:パパ)が現われました。
続きは、来週アップします!
アロハ テ ラー
このシンボルは、本「Children of the Rainbow」著者:Leilani Melville より引用しています。
1969年に出版され、白人の影響を受ける以前のムー人からの教えを伝えたものです。