陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

かわいげについて考える

2006-01-04 06:22:34 | Weblog
娘は今頃、東へ向かう高速道路を走っている。もっと西へ帰省した同僚の車へ途中便乗して、仕事のある場所へと。同乗地まで送って行く道々、『かわいげは必要かな?』と聞いてきた。確かに徹夜で1000キロの道程を運転して帰ろうと言う発想は『かわいげ』より『たくましさ』を感じるが。

兄がたすけてやりたいと思う『かわいげ』に男は弱いと話していた。男勝りの妹には何やら訓示めいて、刺さったらしい。

娘を降ろして、心身がスースーするひとりの車中で『かわいげ』について考えていた。相手に『かわいい』と思わせるパーツはどのあたりか?

男に対して女の『小悪魔的』
うまく小道具として使っている女には同姓からはブーイング。
このあたりは『かわいげ』が無意識か意識的かにかかっている。
無意識のかわいげ。

それは人が人らしいこと。ちょっとしたヒズミのような。人間が人間である証拠の部分で、誰にも『かわいげ』は存在するのではなかろうか?

ミスを犯した相手を『憎い』と思うか?『かわいげ』と思うか?
かわいげと見る時、相手はそれを許して助けたいと感じている。
ミスを犯した人間を許せるか?許せないか?
自分がミスを犯した時に許してもらえる関係か?許してもらえそうもない関係か?
結構、『かわいげ』はうまく世の中が回るキーワードかもしれない。

小泉劇場の小泉チルドレンたちはかわいいか?かわいくないか?
国会議員にかわいらしさを論ずる気にさせる今の政権って…
おっと横道。

さてっと、『母は心配だからメールして』と頼んだ娘からひとつのメールをよこす『かわいげ』はないが、ミスに厳しい職場の仕事はじめ。いってきま~す。『無事到着』だけのやっぱりかわいげのないメール着信が昼休みには届いていることを期待して。