歩きながら考える

まだまっくらけっけの道をノルディック・ポールを持ってウォーキング。
同業内で気に入っているジョークでは

　　　杖持って徘徊

たけしのなんたらという番組で聞いたと２０歳年下の同僚がこう言った。

　　『ただ歩いているんじゃダメなんだって』

歩きながら周りの事物に心を動かして初めて老化防止なんだとTVで言ってたそうな。
テレビが言うことはなんでも『正しい』と語調まで強い。

　　　君、単純だね

というのはお腹にしまって、にこやかに聞いてやる。
歩いていると頭が軽くなる。
頭の風通しがよくなる。
気分がハイになる。すっきりする。

これから仕事に行く支度にとりかかる。
時間が欲しい。
いっぱい欲しい。

辞めた人から、仕事をしたいとここのところ良く聞く。
私は自由時間がいっぱいのこの人たちがうらやましい。
どっちもないものねだりなのか？

定年まで後２年。
辞めた後、デイサービスのボランティアはどうだろうか？
もう責任いっぱいの仕事、時間いっぱいの仕事は、期限いっぱいで終えたい。

なんてことを考えないようで考えながら
明けてゆく道を徘徊？ウォーキング？

なぜか歩くことが止まらない。
止めたら一気に体力が落ちそうな強迫観念？かもしれない。
なんてことも頭を巡る。

逆に聞きたい。
何にも考えないでタダ歩いてるってあるの？





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