陽だまりのねごと

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いじめ後遺症

2013-01-05 20:37:32 | Weblog
朝日新聞の一面のタイトルに目が釘付けになった。

  いじめ1288字にこめた傷 後遺症明かした24歳

いじめと言えば、自殺した原因報道が通常モードだ。
”後遺症”
成長過程で受けたいじめが大人になっても
簡単には癒えない事実は意外に知られていない。
通り過ぎ、済んだ事として
いじめた側は記憶にすら止めていないかもしれないのに、
受けた側はそう簡単にスルーできない。
自分が弱かった所為じゃないか?
自分にダメ部分があるんじゃないか?
そういう囚われにさいなまれるらしい。

親もまた苦しいと二面に続いていた。

過去を捨てて自信を持って生きてゆくに
何の問題もない。
自信の裏付けなど要りはしない。
根拠なき自信。
『自分は自分』
欠点まで含めて自分は自分で良いんだという自信。

  胸を張って生きていいんだよ。
  人目なんか気にしなくって良いんだよ。
  人の思いは千差万別。
  そんな物を尺度にしたって正しい行くべき姿なんか見えてこないんだから。

そういう親の祈りはなかなか届かず
尊厳を傷つけられた過去が
簡単には自己肯定感もたらしてはくれない。

  過去は過去ときっぱり捨ててられない人たち…
  少なくないんだ…

記事には書いた記者名に写真、プロフィールまで載っていた。
1970年生まれ。40代の男性記者だ。

自由闊達とはいかない職場から帰ったホッととタイムに
ここのところ読まなくなった新聞から、”いじめ後遺症”の文字が飛び込んできた。
どうしたら、この世からいじめは消えてなくなるんだろう?



書くと嫌われるが
息子よ、もう過去から自由になって欲しい。母の祈りです。






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