↑千葉市美術館のHPより拝借しました。
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◆千葉市美術館で開催中(10月26日まで)の「八犬伝の世界展」へ行ってきました。
告知されてから「行かねばなるまい」モード全開でしたのに、ヤフオクでチケットが落札できず、ようやく足を運んだのは終了二日前(^^ゞ
◆浮世絵がメインですが、これほど充実した展示とは想像をはるかに超えていました♪
浮世絵は図録などで印刷されたものを見ると、その繊細さがわかりづらいのですが、色彩の華やかなバランス、彫りと摺りの技巧を凝らした美しさには引きこまれてしまいます。
生で見たかった浮世絵もたくさん拝見することができシアワセでした。
◆年代がばれてしまいますが、私は「八犬伝」といえば、NHKの人形劇「新八犬伝」なのです。
当時毎日ワクワクしながらテレビの前に陣取りましたよ。
思えば、その後、熱中する「歌舞伎」「文楽」「江戸文化」「人形」「紋様」といった知識の扉を開けてくれたのが、あの番組でした。
◆「新八犬伝」関係では辻村ジュサブロー(現・寿三郎)氏の人形は犬塚信乃がおりました。
図録を見ると犬山道節の写真が掲載されていたので、道節も展示されていたのかも…、あぁ見たかった。
私が行った時は信乃一人、残念ですがそのかわり(と、いうのは変ですが)川本喜八郎氏の伏姫&八犬士が揃い踏み♪(図録には写真無し)
◆八犬伝は江戸から現代に至るまで芝居、、映画、ドラマ化もされていますから、「だれそれのなになに」はかっこよかったねぇとミーハー心をそそります。
江戸の人たちも同じで当時の人気役者をあて書きした浮世絵も多いのです。
(もちろん、実際に演じられたものを浮世絵にしたものもあり)
ポスターに使われているのは「三世澤村田之助の犬坂毛野」です。
三世田之助は江戸末期の伝説の女形…、うぅ、田之助演じる犬坂毛野、想像するだけで、ぞくぞくしますねぇ(^^ゞ
◆美術館の雰囲気もよく、大変満足した幸福な時間を過ごすことが出来ました♪
◆今回は下にもう一つ記事をアップします。