何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

これは梨の話

2017-09-21 09:40:36 | タベモノタベモノ
今梨が好きすぎる
先月末に食べた立派な梨が
今まで食べた梨で最上に美味しく
またあんな梨に出会いたい!と思いました
実は固め、香りがよく、甘みもしっかりあり水っぽすぎない…
豊水か秋月か…梨は香りよりも味、20世紀派だった私には強烈なインパクトでした
しかし「最上に美味しい」、つまり「こんなの初めて」だったわけで
出会いたくても出会えない可能性の方が高いのです。
だって果物(食べ物)が食べれる機会では誰よりも早く手を出し、味わってきた34年間の最上
人生の中の煌めきみたいなものに出会えた素晴らしさは同時に、その煌めきを探して失望を繰り返す気配を漂わせるもので
前途多難が始まった、と確信したのです。
それからは梨を見るたび買いたくなり
むちむちと迷いやめ、を繰り返していましたが
ある日、立派な赤い梨を買いました。
これならば感があったのです
もちろんそこからももつもつと迷いなかなか食べれない
最上の梨の影がえげつないのです
買ってから一週間くらい経って(さすがにどうかと思って)ついに食べたら、ば
私の予想をごりっと裏返した新たな感動に出会ってしまいました。
実は柔らかめ、甘みしっかり、美味しい洋梨のような桃やら葡萄やらが混ざったような芳しさ
え、え、何これ!?うっまー!うま、うまいうまい
最上の梨に
連続で出会ってしまった!
しかしお互い旨さが違う、先のが王子様で次のがお姫様みたいな
急にこんなハイステージ⁈くらいの贅沢さにびっくりしました
値段はどっちもひと玉200円くらいで、
立派な梨なら普通以下のクラス
お忍びで街にやってきた王子様お姫様に出会っちゃう感覚
秋の青果コーナー、ドラマが眠っています。
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昨日

2017-09-20 09:22:18 | 仕事
5時退勤で職場を出たら
そこらへんで遊んでた学童さんがやってきて
あ、はるまき、遊ぼう!
と誘われたけど
ごめん、今日は歯医者やねん
と断ったら何の治療か訊かれ顎と答え帰る私に
泣いたらあかんで!

泣かへんわい!
と答えながら
幸せだな、と思いました。
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なぜ毎日学校に行けたんだろう

2017-09-08 23:21:46 | 実家・家族・思い出
不思議だ
私ほど友達作るのが下手くそで
誤解させやすく協調性もない子が
なぜ不登校にならなかったんだろう
なんかどっか楽しかったんかな?
疎外されることに屈したくなかった
は一つあって
いわゆる「ここで引いたらいじめっ子の思うツボではないか、そんなことにはしてやらん」というどっちでもいい感じの底力で乗り切ってた
あと、どう考えても音読が得意だというドヤをかましたかった
漢字好きだった
図工当たりハズレ激しいが大好きだった
社会は大嫌いだったが理科は大好きだった
体育は死ぬほど嫌いだった
給食は必要以上に大好きだった
体調不良で休んで家に居てもつまらなかった
めんどくさいことはいっぱいあったけど
私は色んな刺激に出会える学校という社会が
嫌いではなかった、のだろうな
給食時間にゲップのでかさを競う男子
給食のおかわりじゃんけん
捨て猫を見つけて担任に飼わせてくれと無茶を願ったり
コッペパンを噛みちぎらずに食うチャレンジ(もちろんえづきながら小5)
掃除しながら拙いエロい言葉情報を交換
黒板を神経質にきれいにしようとしたり
うっとし男子を箒でしばくぞと追い回し先生に叱られながらほんまにするわけないやろと心中思ってたり
絵を描くのが超絶うまい子がいたり
自分の名前でるろ剣ぱくって主人公で、クラス一の美少女を薫殿に見立てた漫画を書いてる奴に冷や笑を浮かべたり
槇原敬之の恩師が担任だったり
すげえ怖い担任だったり
音読で誰よりも関西弁を上手に披露したり
親友ができては何度も引越されたり
シベリアンハスキー飼ってる美少年が羨ましかったり
でもまあ、給食だと思う
給食不味かったら違ったと思う
…そんなにおいしくなかった気もする
中学になると弁当の闇が始まるから
まあ給食は光だったよな、やっぱり
うん、給食があったから
小学生が一番楽しかったのだわ



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暗いやつ

2017-09-04 21:27:53 | Weblog
初秋の風にやられています
いいにおいで涼しくて歩くと清々しくて
泣けてくる
これはデトックスか
数年前しょっちゅう私を襲った虚無感はどこかへ行って
あの何も無いホラーから手離されてホッとしてたのに
繰り返し重なる日が私を砥いで丸くし
ころころてれてれ細石とけばて安穏してたら
あー
こうやって秋がきて冬がきて春がきて夏がきて
私はきっとぼんやりなんとなく仕事をこなして生きて
一生懸命になるものも見つからないでも生きていけて
多少の悔しい思いも
死ぬ死ぬ詐欺もぬろっと乗り越えて生きていけて
燻りながら生きていけて
人間てつよいなあとか妙な感動をしながら
諦めも夢も同じように細石て
あー、ひとりだ と
思いながらひとりをこてんぱんに味わい尽くすかな
その想像が怖すぎて
早く 早く と 唱え始める
夢なら早く 覚めてくれ
夢でないなら早く 終わってくれ
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風きもちよすぎこのままだったらいいのにな

2017-09-04 09:29:21 | Weblog
寒くなる匂いして
ああ…感慨が…
また冬が来てまた春がきてまた夏がきて
似たような暮らしで老いてきっとひとりで
ああ、まだ似たような暮らしができてればマシかもしれない
今みたいな国政なら
独身税だと、控えめに言ってもいじめやないか
ああ、人生に「マシかも」とか淡く悲惨な響き
と嘆きながらも
お気に入りのしずかちゃんに会える今日は
少しでもかわいくなりたい女子です
最近私はお淑やかな男子が好きで
それを総じてしずかちゃんと呼んだら
あのしずかちゃんとこのしずかちゃんをどう呼び分けたらいいのか
あとお気に入りから次のステップへ行けないことへのへげへげ感
そしてブルゾンちえみを練習したい今更
みんなでブルゾンちえみの練習ばかりし合う会とか催したいな

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