水が拡がる

暗い湖面をのぞく
見えるわけがない
そもそも黒い
何を見ようとしてるかすらわからない
深い海の底では目は必要なくなるほど光がない
何を臨みたくて

短い呼吸をする子に「深く吸ったら」と言った
「できない」って
じゃあずっとしんどいままだ
そんなものだ

映すのは全部私
見えないのも私
見えないせいで何にでも見える私

明瞭な輪郭で立ち上がる黒の鏡面
虚像
型でしかない
見たいのは型じゃないと言いながら
見たくないものばかり馳せて集めて
点に焦がされて
目が離せなくて

じゃあずっとしんどいままだ



手を離して

いい加減ゆるして


言ってるのか
言われてるのか

素直すぎる私

バナナのカットがどうのと言う記事を見かけて思い出した
昔私が小学校低学年かそれ以前に
バナナを皮むいてむしゃむしゃ食べていたら
それを見た姉が「野蛮だ」と笑った
ほかに食べ方を知らない私は「じゃあどうすんの」ときくと
姉は皮をむいたバナナを置き、フォークで切りながら食べ始めた
今思えば多感な時期特有のわけわからんこだわりだけど
そんなもの理解できる歳でもない私は
「なぜ文句を言われたのか意味わからん」
「しかしなるほど、確かにお猿さんみたいではない。エレガントな食べ方かもしれない」と受け止め
素直に姉のまねをして食べてみた。
そしたらある日兄がバナナを普通にむしゃむしゃ食べていたので
姉に倣って「野蛮だ」と笑ってみて
フォークで食べるさまを見せつけたが
気にも止められなかった
それからフォークで食べるのはやめた
のを、思い出した。

大根について

大根好きなんだけど

聖護院大根みたいな
丸くて甘いのが特に好き
あと冬大根のおろし
夏は辛いからよう食べん煮物は酸っぱく炊いたやつとか好き
梅と鶏と煮たやつとか
醤油と酢だけで煮たやつとか

でも一番好きなとこは葉っぱ

大根菜の味噌汁とかごはんとか大好き
煮物も美味しい


出勤道中
畑をみながら

白い大根がずももと土中から出ているその上に
花のように広がってる葉っぱ

切られてなかったらあんなにあるんだな

食べたくなるのね

絵本が大好き

最近もっぱら絵本絵本

なかなか一冊一冊が高いけど
これだ！てのはすぐ買う

学童さんがお話めっちゃ好きやから
読み甲斐がすごくあるから

去年
「りんごかもしれない」を立ち読みして惚れて買い
同じ作者の
「ぼくのニセモノをつくるには」
も買い
年始久々に会った友人に
「うどんのうーやん」
をすすめられ
気に入ってシリーズ買いし

順調に増えている


漫画も相変わらず大好きだけど

絵本て
ロマンも
ファンタジーも
エキセントリックも
哲学も詰まってて
めちゃくちゃ面白い
本の形も画やストーリーに合わせた形になってるし
一つの物として美術作品としての完成度がすごい
固まった頭が柔らかくなる
すごい作用だと思う


絵本いっぱい欲しいわあ！
置ける場所と本棚も欲しいわあ！

一週間ぶり

昨日他館研修終えて
翌日の今日
お休みもらってたけど人員の都合上半日出勤
「学童さんたち帰ってくるの待ってますよ」と言ってもらって
あんまり嬉しいのと
期待しすぎて残念になったら恥ずかしいからと戒めつつ
「おかえり」と迎えたら
「おかえり」と言われて
うっかり泣きそうになった
「ただいま」と笑ってなんとかごまかした
あんまりにも嬉しかった
たかだか1週間だというのに
ついこないだお正月でぼーんて空いたのに


久々に会う学童さんと顔を合わすと
なぜかお互い気恥ずかしくなった
あー
やっぱり「うちの子が一番かわいい」わ

これはいささか親心的なものなんじゃないかな

嬉しすぎて反芻しまくってる

晩ごはんは何にするの？

私「今日は友達とすごい美味しい鍋を食べにいくのよ」

子「どれくらい？」

私「わからない。でも友達がすごい美味しいと言ってたから楽しみなの」

予想をはるかに越える美味しいものたちが現れました
しかも本当にいい値段のめっちゃ上等な食べ物たちですよ








ホルモンの京風煮
ユッケ
デザートみたいな豆腐
桜しゃぶしゃぶ
おじや

馬肉だったんですけど

いやもうほんまに
一口一枚ごとの感動
心地好い味の余韻

じっくり一口一口がただただ贅沢

美味しいものの威力
これこそ本当の至福

味わったわあ！と思ってたら




フライングでお誕生日まで祝ってもらたよ！
ケーキも美味しいしよ…
お店でのサプライズ初めてじゃないか
私素直に嬉しいなこれ
どうなってんだこれは
いやあ嬉しいありがとう

ああ…いい日

ありがとうロバチン！

美術鑑賞

今日は大きい画をいっぱい見た
日展に行った
でかいもん
お気に入りがいっぱいあってめちゃくちゃ贅沢な時間になった
生の画て執念みたいなものが織り込まれていて
受け取る方の容量が狭いと全然見れない
近づけば近づくほどリアル、生き物のよう
画に対峙した人が見えてくるから？
ものすご重たい表現なんだなと最近思うようになった
記念にポストカードを買ったけど
この感動を覚えとく・思い起こせるツールとしてなのな
一回本物を見てたらやっぱりポストカードでは全然足りない
記憶にとっての付箋をしましょうと
でもこれも切り方とか紙の素材とか計算材料がいっぱいあって
大前提として本物には絶対勝てないとしても
どこかこれはこれの精度、美しい在り方があって
画が大好きでも
ポストカードは買う気にならないのもたくさんあった
好きな絵全部買ったら20枚くらい余裕で行ったと思う
いつかああいうでっかい生の画を自分の部屋に置きたい

オチャガ・スキー

ジャスミン
黄金桂

あたりが好きです。

でも紅茶も緑茶も好きですし

昨年飲みまくってたのはルイボスティーと紅茶のブレンドされたやつでした

玄米茶もほうじ茶もハトムギ茶も好きです。

甜茶が苦手なくらいで（ドクダミはあんまり飲まないからわからない）大体好きですが


昨年はちゃっぱをいろいろ買いまくって飲みまくっておったわけですが
なんかルイボスティーとハイビスカスやカモミール混ぜたやつを買ったらまずくて
でもこればっかり残ったら嫌だから、と順繰りに飲んでたんですよ
で、好きなジャスミンや黄金桂は2周に1回くらいの頻度でやってたんですけど

ほんで先ほど入れようと出したらば

賞味期限が軽く過ぎておったのです。

最近知ったのですが
結構すぎると本当に香りも何も立たなくなって色だけつくんですね

大好きな黄金桂が…！！！
もったいなさすぎる…！！！！！


今年はおちゃっぱ購入を控えめにしようと思います。

人形遊び

女の子たちに誘われて
リカちゃん人形で遊んだ
わたされたのが男の子の人形だったけど
女の子という設定だった
服がマジックテープ弱くてすぐ尻が出て
なんだかだらしなくて
服のことばかり気になった
というか

家を作って遊んでるんだけど
からだをあらぬ方向に曲げて勉強さしたり
ままごとのざるが風呂だったり
コンロが勉強机だったり

シュールで



いろいろ「あ、そうだったか」と思うことが多かった

確かに家具一式なんてないからありものでしてたな
とか
服が足りなくてすぐ横に裸の人形何人もころがしてたな
とか

基本ドラマもなく好きに暮らしてるだけだったり
とか


お人形遊びって
こんなもんだったわと
あのありもの感
みたい物だけを見る感
…うーん感慨深い

すごい懐かしさに包まれた日でした

恐ろしい力

タテタカコ×足田メロウのライブに行ってきた。
恐ろしくなるほど鮮明なパフォーマンスで震撼。
これが芸術の力か、これ本当に一人の人のエネルギーだと思えない
歌ってはるバックにライブペインティングの映像が映ってるんだけど
その何もないところに立ち上がっていく風景、拡がり
ただでさえ神々しい声なのにこの組み合わせ
畏怖するほどよ
完膚なきまでにやられた。
足田さんのかわいい皿3枚とライブペイントの画2枚買った
散在爆発…！！！
本当に欲しいものはたまにしかないんだよ！
これだと思うものは注ぎ込まんとよ！
とはいうけど連日散在し過ぎよ馬鹿者！
3日連続徒歩活動続けられてるけどね！（1日20分程度は歩く、という目標）


いやー
「秘密の物語」が…
「手の鳴る方へ」？…が
ほんまにほんまにやられた…
心を奪われたわあれは

うあー
すごい人間がいっぱいいるんだな…