面影

姉ちゃんと話していて

私は最近お母さんにすごい似てきたと思うという話をしたら

姉ちゃんもそう思った時があったらしい

２３の時お母さんの田舎に出張に来ていたら
お母さんと双子のおじさんが
えらい(うちの母に)似た人がいるなと近寄ってきたら姉ちゃんだったということがあって
それを帰ってからお父さんに話したら

「全然違う。お母さんはもっと可愛かった」
と言われたらしい。

私もこないだソノノチの本番の時
ボレロちゃんメイクをした自分を見て
似てきたなと感じ
みにきてくれたお母さんの姉にあたる叔母さんとその娘さんに
よう似てきたなと言われて
やっぱり！と父に話すと

「全然似てない。お母さんはあんたみたいに貧相ではなかったし、顔も大きかった」

と言われた。


兄弟である叔父さんや叔母さんにはわからない
お父さんのお母さんへの思いを感じた。

そらいくら育って遺伝子の形やらなんやらで似てきても

一緒にはしたくないよな

と

描きたい気持ち

阪急に乗ってて
通過する駅のホームに
かわいい女の子がいた
１０代で
ちゃんとかわいくしてるけどしすぎじゃなくて
色白で
黒髪長髪を編み込み二つくくりで前髪
ボーダーのワンピースに綿のレース襟、スカート裾
丈はミニだけど上品
ヒールはなかったかな

私はああいう女の子の絵を描くのが好きだった

かわいいけど飾りすぎない

大人になって
化粧の力を知ったり
外国人のような顔が綺麗なのがわかったり
グラマラスなスタイルやきらびやかなものの魅力は存分に感じるけど

あれを絵に描きたいとは思わない
美しさは理解できるけど
好きじゃない

化粧をしている女の人を描くのも面白いけど
全然違うものなのだ


１０代真っ盛りは絵を描くことだけがアイデンティティーに関わるというくらい
１日でも絵を描かない日があると苛々したり
スランプだ自分の絵が大嫌いだと思いながらも描き続けてたくらい
他はほっちらけでいられたけど


すっかり描けなくなったのは
描きたいものが臨場でなくなったから

２０代である程度痩せて鏡を克服したからか

客観的に見ることができるようになればなるほど
もう今更追いかけられないのだな

年齢とともにきちんと寿命を全うしたんだろうな
女の子を描くことは全然興味がなくなった


ただ今日みたいに
「そう、あれ！」みたいな人を見ると
掘り起こされるんだな

実際いるんだな、ああいう子

地味な日々

昨日おはぎを買った
お彼岸でおはぎが蔓延していて
食べたい意欲をそそられていたこの何日間
88円で売ってるセットがあったらしい棚のものをレジに持って行ったらどうも398円だった
大幅に買うつもりの予算を超えていたのだが「戻します」というほどお金に困っているわけではない
398円分（当初の4倍分）美味しければいいなとおもって食べた。
普通だった。


食欲が異常だ。
稽古中ずっとおやつ食べてる。
明らかに気が緩んでいる。
腹も。
恐ろしいのは今日晩御飯を食べていて
「もうおなかいっぱいだ、苦しいのになぜ食べているのかな」と思いながら食べ続けたことだ。


牛丼が食べたくて仕方ないが、いつ食べに行こうかと迷っていた矢先に牛肉が安かったので作った。
液味噌入れたり牡蠣醤油つかったからべらぼうに美味しくなったが牛鍋風の味だ。


白米に玄米と１６穀米みたいなのを混ぜて炊いている。
大概弁当用なので冷凍してチンなのだが
こないだお父さんに「玄米はどう炊くのか」と尋ねられた。
「普通に炊けばよろしい」と答えたが「それがうまくいかない」と言う。
今日炊いたのを食べたらいささか芯がのこっているように感じる。
これはもしかしてずっと失敗していたのか？
炊いた時の1杯以外はチンしていたために気が付かなかったのか？


こないだカステラを焼いた。
たまごと砂糖でもったりとしてくるまで混ぜます、とあり、「これがもったりするだって」と
半信半疑ながら電動ハンドミキサーもないので、自前の本気ハンドミキサーでなんとかもったりさせた。
その達成感たるや半端ない気持ちのよさだった。
「これはどう転がっても美味しくなるだろう」と半端な確信を持ちながらフライパンで焼いた。
ぐりとぐらのように。
はがれなかった。
油は塗ったがこべりついてどうしてもきれいにとれない。
それでいて一番外側はカリカリで美味しくできている。
美味しくはできた。
あんまりに見た目に悲しいので全部一気に食べた。
うまくはがれれば稽古場で披露したかったのだが…
リベンジを考えている。


ココロからだンスの体験談を書いた。
東山青少年のブログにあげてもらった。
２０１０年当時の写真が写っていて、髪の毛がもじゃもじゃだった。
ちょうどこのころ仕事が正規採用になって、職場で子どもたちに「もじゃ」と呼ばれていたのだった。
２０１２年も同じ時期にもじゃもじゃだったから「あれ？」ってなった。
どうも似たような周期を繰り返していたらしい。
今年春先から異様にパーマをあてたくなったのもそのせいかもしれない。
縮毛矯正をしているため、あてられないのでもじゃもじゃじゃないだけなのだ。


たった今は見切り品の芋を焼き芋にしている。

髪の毛

のばし

一番辛い時期はもう越えてるので
だらだら伸ばすつもりなんですが

本当に剛毛多毛白髪勢い止まず
垂直ではなく放射状に拡がるもんで
またすきにいかねばと思いよります。

手入れしないとすぐ荒れる山みたいな頭部だな

伸ばすの本当久しぶりで１０年ぶりくらいでないかな

どこまでいけるかな

毛先が大変になりつつあるけどもうワンクールぐらい伸ばしたいな

鼻むず痒いトゥナイト

貧乏なら貧乏を最大限楽しんだ

と言ったのはコンドルズの近藤さんだった

素晴らしい考えだと思った

思いのほか「キャーッ！本当にこんなことあるのねー、残念ー！」と思う様打ちひしがれたりしますが
その浮き沈みがすごくて
ちょっと自分でも引くほどだから

楽しんでる…んですが、いや

これは味に振り回されてるだけで「楽しむ」領域には入ってないようですね

入院した時は苦痛の中異様に考えが冴えていって何が大事かピーン！と来ていましたが

のんべんだらりと暮らすと小さな喜びもわやにしてしまうし

絶食明けのごはんがどれだけ美味しかったか
今完全に喪失してるものな

意識的に暮らしてるかどうかってのは
こうもわかりやすく出てくるもんなのですね

ダメ出しにすぐ強い反感を覚える私は
精神的にタフとは言い難い人種なんですが
よく思うのは
「学童さんにあんないろいろ言っておいて、その本人がそんなすぐ折れる人間では話にならん。修行を詰まねば。
　たとえうんざりでも、のちに学童さんに響く言葉を投げかけられるようになるなら。」ということです。

泣きながら、学童さんが泣くときのことを考える。
「どうにも思いの出口が見つからなくて困って泣いたのかもしれない」とか
泣いてる理由は違っても、発露に至るまでの経過は大人だろうが子どもだろうが変わらんと思いながら

私を意識的にしてくれるのは、やっぱり学童さんらしい。

本当に基礎になってくれてるな、ありがたいことだと思う。

「子どものそばにいたければ私が成長せんと」と思わせてくれる

今まで関わった子どもすべてにありがとうと。

で、ここまでくるとしょうもない胡散霧散は一気に退いているもんですから

寂しくてもきれい

大覚寺の観月の夕べ

見事に晴れて嬉しい

満月は明日らしいけど
明るいわ

ちょうど涼しくて風もあって

着いたら舟席は完売してて残念だったけど


まあ
もう

まあ
もうね
これはね

大沢池が月光でうっすら照らされてるのとか
山が映ってるのとか
ライトアップした大覚寺内とか

風情のてんこもりですよ
鈴虫も鳴くしよ


境内で座って眺めるのもいいし
模擬店付近は広いからこどもがちゃがちゃしてて
それもいい感じだわ
お高いのに
なんしかロマンチック！
だのに馴染みやすいというのか！

とりあえず１ヶ月くらい食べたくて堪らなかった屋台の焼きそば食べて




なんだかね
落ち着きたかったけど落ち着けなかったわ


人と来れたらどんなに良かったかな
と考えてしまったら

風の肌寒さがまた寂しさを際立たせて

話しかける相手もいなければ
より一層


余計にきれいに映る


末恐ろしい大覚寺

ついに本性を現したぞ！

滲み出るというか
端々を拾い集めたら既に

私は分かりやすくぶきっちょなもんで
隠すというのも０か１００しかないものだから
黙るか喋るかみたいなもんで

黙るカードを切ると
生来しゃべりだから
騙している気になる

そら黙ってたら別人だわ
私でなくてもいいから喋らんのだもの

喋るのも身に刺さるぐらいがいいから
口触りのいいお喋りはどこか歪に感じて嫌う

言葉を尽くすほど抜き身でいたい自分がいる


昨日はずっと鞘してたとこから久々ちらっと抜き身が出て

私はなんだかとっても満足していました

もう疚しいことはありません

こっそり

こつこつ育つ

我が家のグリーンズ

いちばん元気をくれる

おでんとか

美味しい季節になってきたな…
あったかい味噌汁が美味いもん

渇きと飢えは同義ではないはずだけど
摂取したいものが手に入らないという意味では同義か

最近夢見るのが

いくら食べても美味しいと思い続けられる時間

みたいなことばかり考えていて

それ確実に病気やないか

自転車で川端を走りながらうっかり川の方へハンドルきったら事故って大怪我だけど
感覚的新しい扉は開くよな
とか

絶対それは選ばないんだけど

私は正常起動していて自分からはそうならないのだけど

日々の積み重ねが
ただ疎ましく感じることもある
ほとぼり冷めたと思っていた思い込んでいた時も降り続けていた塵が

なんだか
やってられない