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往生際が悪い朝日 

2014-09-13 10:38:34 | 日記

 往生際が悪い朝日 9月13日 2014.9.13 06:47 [産経抄]

 こうしてこうすりゃ こうなるものと 知りつつこうしてこうなった。都々逸の文句じゃないが、朝日新聞の皆さんは、先月5日に慰安婦問題の特集記事を掲載したときに予見できた「結末」をさかなに、築地あたりで苦い酒をあおったのではあるまいか。

 ▼はた目からも気の毒なほど朝日は、迷走し続けた。32年たってからとはいえ、朝鮮半島で女性を強制連行した、と証言した吉田清治氏の記事を取り消したのと同時に社長が心から謝罪しておけば、傷は浅かったろう。

 ▼東京電力をおとしめるために書いたとしか思えない福島第1原発の「吉田所長調書」記事もひどかったが、慰安婦報道の方がはるかに国益を損なった。「日本軍は20万人の女性を性奴隷にした」という虚偽の「史実」を世界中に流布されるきっかけをつくったのが、一連の朝日の慰安婦報道だったことへの反省がまだまだ足りぬ。

 ▼一昨日の社長会見でも、おわびの主題は「吉田調書」の方で、「吉田証言」への謝罪はつけ足しだった。しかも一連の慰安婦報道が、国際社会に与えた影響などの検証は、社外の第三者委員会に委ねるという。外部の有識者に甘い言葉をかけてもらいたいのだろうが、どうも往生際が悪い。

 

[国会事故調の「吉田調書」 議員ら公開求める声] 北陸中日新聞 9月13日朝刊から抜粋

● 菅 義偉官房長官:「言論の自由があることはもちろんだが、誤報などがないよう細心の注意を払う必要がある。誤報があった場合は速やかに訂正し、責任を持ち棄損された名誉回復に努めてほしい」

● 小渕優子経済産業相:「(原発事故の)大変な現場で命を懸けて立ち向かった作業員を評価し、感謝と尊敬の念を忘れてはならない」

● 稲田朋美自民党政調会長:「従軍慰安婦報道を含めた朝日新聞の対応に関して「国際社会で棄損された日本の名誉、信頼を回復するための措置をこうじてほしい」

● 公明党の山口那津男代表:「自らの報道を取り消したり、責任者がおわびしたりすることは極めて稀であり、影響の大きさは十分認識しなければならない」

● 次世代の党の山田宏幹事長:「木村伊量社長を国会に参考人招致する必要がさらに高まった」

● 自民党の二階俊博総務会長「新聞記事を論評することは、(政治家の)我々の立場からは抑制的に、もっと言えば控えておくべきだ」

 

 <memo>

 ・道の駅「万葉の里 高岡」 9時30分

 ・畑の草削り 1時間

  ・13日~15日 秋祭り