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もやしもん 8―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC) 価格:¥ 560(税込) 発売日:2009-07-23 |
まさか菌をカワイイ、と思う日が来るとは。
もやしもんを読んでいて、ふと思うことはまずこれですね。
もっとも、7巻はオリゼーのコスプレなどあって菌たちの登場率も高かったけれど、今回はドラマ部分中心。この本を貸してくれた同僚は、そこがちょっと不満だったみたい。
(もともとは私が友達からプレゼントされた『もやしもん』1巻を、なにげに彼女に貸したのですが、私以上にハマってしまい、一気に全巻大人買いしていた。なぜか、私はすこし責任を感じた……(・_・;)イヤ、もやしもんは素敵なマンガですけれど)
たしかに、この8巻は菌たちどころか主人公の沢木そうえもんさえあんまり出てこない(いつも?)し、ムトーさん中心で全編ビール一色だけれど、私はかなり面白かった。
私は昔はウイスキー党、今は日本酒党で、ビールは盛夏に飲むだけだったので、最初読み始めた時は「へぇ~、ビールかぁ~」とぼーっとしていましたが、読み終わる頃にはムトーさんといっしょにハマってしまい、地ビール飲みたい!と心の底から思いました。
(それに、ピルスナー・ウルケル、一度だけ飲んだことあったし、巻末に登場する地ビールもいくつか飲んだことがあった。どんだけ呑んべえ&食いしん坊なんじゃと自分であきれた)
可憐な地ビール士はなちゃんのように、地道な努力で地ビールを送り出している人たちがいるんだろうな、と思ったし、麦とホップと水が作り出す、奥深い世界にも触れたくなりました。
本場のビール祭りは晩秋だそうで、これからの季節おすすめの一冊です。
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