以前、アート・アニメーションが好き、ということをちょっとお話したことがありますが。
その原点は子どもの頃観ていたアメリカのアニメーションではないかと思います。
たしか、テレビ東京だったと思うのですが、その頃、短編アニメーションをよく放映していました。
タイニー・トゥーン(表記これで合ってる?)とか詳しくないのですが、それこそ有名どころだと『トムとジェリー』とか『ロードランナー』だとか、タイトルは思い出せないけどオオアリクイが出てくるヤツとか、“ラムジー、ラムジー、かわい子ちゃん”なんて歌とともに、かわいらしい子ヒツジが出てくるのもありました。
そして、そういったシリーズものとは別に、単発の短編アニメーションがときたま放映されるのがまた、楽しみの一つでした。
ところがそんな短編アニメーションを見ていて、突如奇妙な事が起こった日があって。
アニメーション自体は、他愛のないものだったと思います。それをぼんやり見ていたら突然、“仕事で疲れていて休みたいのに、子どもの相手をさせられて一緒にアニメを観ているお父さん方に、ちょっとサービスを”というようなナレーションが入ったかと思うと、実写の、モンローのパロディみたいな女性が下着姿で、こちらに投げキッスをして、すぐに消えたのです。
一瞬の出来事で、そのあとは何事もなかったように子ども向けのアニメが続いたのですが、私はしばらく硬直していました。
たしか私は、小3くらいではなかったかと思います。今から思えば、それほどの映像ではなかった。下着も、スリップタイプで、露出度もたいしたことはありませんでした。
けれど、なにしろその年齢ですから衝撃でした。(その年齢だからか……?もっと幼ければ何が起こったかわからないし、高学年だったらそれほど驚かないかも)
でも、それから30年以上が経過すると、果たして私の見たものが現実だったのか、だんだん、自信がなくなってきました。
あれは白昼夢だったのかなぁ。モンロー似の、彼女ほど美しくはないが親しみのある感じのおねえさんの姿は、今でもなんとなく思いだせるのですが。
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