第8回 池田大作研究所 教室のない学校
青空学校日記 作 中道 進
1994年8月24日 日記
伯夷(ハクイ) 叔斉(シュクセイ)
白鹿の乳をのむだにもうまし、まして肉をくわんといいしか伯夷制ししかども天これをききて来らず、二人うえて死にしき
この二人は、殷時代の末期の有名な人である。王子の二人で、王国の継続者であったが、断り国を出た。しかし、肉を食べない誓いであったが、あまりの飢えで、鹿を見て愚痴をだしてしまった。鹿の乳で我慢をしていればよかったのだが。
心とは妙で、少しの毒でも体内にまわる。そこに菌が入り、侵略し体を喰いするがごとくとなる。これを退治するには題目で信である。例えば、針のやまさえ、信があって行けるがごとくである。宿業はさまざま、これを打破するのは折伏である。
四恩とは、1、一切衆生の恩、2、父母の恩、3、国王の恩、
4に、三宝の恩 人間は恩を知ってこそ、であろう。動物は知らない。
8月27日 日記
(心無所畏) 心、おそるる所無かりき)
解説、心は揺れる、楽しさも、怖さも、怖さで希望が挫折もあるかもしれない。しかし、心の不安はない、それは、信によって得られるのである。
折伏は慈悲の行為。慈悲とは抜苦与楽と訳し、不幸を取り除き幸福を与えることである。
三国志説話
玄徳は青年時代志を持ち、関羽、張飛、孔明を持ち一国を建立させた。夢は大切だ、それに向かって行動できる。もし、なければ玄徳は戦死、もしくは、一青年で終った。曹操にしろ、善悪は別として、希望もち、人材登用した。のち、魏、呉、蜀の三国は普に統一
される。また、一国の終末は、国主が愚であっても家臣が明であったら孔明の如く栄える。曹操の国は栄えた。だが、息子たちは喧嘩し、のち、司馬に滅せられた。これは息子の世間知らず。呉の孫権は家臣の話を受け入れ人材登用し国は守られた。現在の社会をとらえて見るならば、志を忘れず青年時の志しが大切なり、又、時があり、忍辱の鎧も大切なり人材、鍛錬も、又、同じなり。先生
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