灯り
OPNION
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3月18日、チユニジアで、イスラム過激派の襲撃で観光客が日本人5人を含め19人が死亡し、42人が負傷した。また、イエメンでは3月20日、過激派の自爆テロで142人が死亡した。チユニジアでは、観光客を狙われた事件だけに問題が深刻である。イスラム国への旅行には厳重な注意もしくは中止を考えざるえない問題である。世界では、宗教の連帯感は日本人には理解できないほどある。それが過激派だと注意は当然である。しかし、過激な武器使用は多くの人には納得できないし許し難い問題である。非暴力主義者ガンジーは、当時の権力者の横暴な暴力や小さな子供にも暴力行為などにも耐え忍んで非暴力で戦い抜いてインドの独立を得たのだった。仏典には、不軽菩薩が修行時に、荒男に棒や石などで迫害されたが、耐え忍んで逃げた等などある。これは、どんな荒た人でも人間として認め非暴力主義を徹底したのである。難問題でもあるが非暴力、すなわち話し合いによる解決は仏典の方途である。
月刊 KIBOU 317号
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3月18日、チユニジアで、イスラム過激派の襲撃で観光客が日本人5人を含め19人が死亡し、42人が負傷した。また、イエメンでは3月20日、過激派の自爆テロで142人が死亡した。チユニジアでは、観光客を狙われた事件だけに問題が深刻である。イスラム国への旅行には厳重な注意もしくは中止を考えざるえない問題である。世界では、宗教の連帯感は日本人には理解できないほどある。それが過激派だと注意は当然である。しかし、過激な武器使用は多くの人には納得できないし許し難い問題である。非暴力主義者ガンジーは、当時の権力者の横暴な暴力や小さな子供にも暴力行為などにも耐え忍んで非暴力で戦い抜いてインドの独立を得たのだった。仏典には、不軽菩薩が修行時に、荒男に棒や石などで迫害されたが、耐え忍んで逃げた等などある。これは、どんな荒た人でも人間として認め非暴力主義を徹底したのである。難問題でもあるが非暴力、すなわち話し合いによる解決は仏典の方途である。
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