この季節、いたるところで目に付く花、紫陽花。
夙川公園にて ↑
代表的な花言葉は、花の色が変わることから「移り気」。
自宅近くのガーデニングの庭で咲く純白のあじさい ↑
ちょっとマイナスなイメージですが、「辛抱強い愛情」、「元気な女性」といったプラスな花言葉もあります。
あじさいの原産は、実は日本なんです。ご存知でしたか?
調べてみますと、海外では、桜や椿と並んで代表的な日本の花として認識されているそうです。フランスでは「日本のバラ」とまで言われているらしい。知りませんでした。
酸性の土壌だと、青になり、アルカリですと赤になることは、広く知られていますが、日本古来のあじさいの花は、青い色をしていたそうです。
美しい紫陽花の色に魅せられた西洋人が、欧米に持ち帰り、土壌の異なるヨーロッパで、あじさいは別の色の花を咲かせてしまいます。その後、さまざまな色の花を咲かせるために、あじさいの品種改良が進んだようです。
もともと、土の種類によって色の変わるあじさいですが、そのあじさいを更に「移り気」にしたのは、他ならぬ我々人間のようです。
自宅の庭の紫陽花 ↑
本来の日本の紫陽花は、梅雨の中、謙虚に、辛抱強い愛情に満ち溢れてる。
静かにたたずみ、鮮やかな色を咲かせるステキな花。
その姿を見ていると、胸にキュンときます。
今日も、お立ち寄りいただき感謝しています。