2019年1月2日、年を経るにつれて新年の慶びも薄れてくる。加えて本年は突然の腹痛に見舞われて、丸1日文字通りの寝正月となんとも情 けないこととなった。それでもReba McEntireの「Walk On」の精神で、ようやくパソコンのチャートを開く気になった。
机上に展開するチャートはオアンダ社のMT4チャートである。現在国内でMT4を採用するFX業者は10社に満たない。筆者が口座を持つのはそのうち3社であるが、常時お世話になっているのはオアンダである。
Oanda社は世界でもNo.1の名に恥じない信頼性を誇るが、筆者が同社を利用する理由の一つにその提供するOanda_OpenOrder Indicatorというのがある。なんと、チャート上に20分毎に更新される売買注文の板情報が表示されるのだ。下図はUSDJPY注文板情報であるが、左上には約定済オープンポジションの売り買いのパーセント表示もある。(上はネットと下はグロス)
板情報は、本格的なトレーダーにとっては必須であることは言を俟たない。当ブログのお読みいただく皆様にもぜひご利用願いたいと思っている。
本インディケータのダウンロードと注意事項は次のとおりである。
① ダウンロード
オアンダ・ジャパンからもダウンロードは可能であるが、預け金証拠金残高と月中取引高という縛りがあるため、誰もが使えるものではない。そこで、縛りのないOANDA本社のページからダウンロードすることになる。https://pages.oanda.com/MT4-Indicator-Resource-EN-v2.html
② インディケータではない
オープンオーダーインディケータと称されているが、その実はEAであることに注意されたい。ダウンロードしたOANDA_Orderbook2_E_36.ex4はExpertsにv20_fxlabs.dllはLibrariesファイルにコピペで保管する。オアンダ・ジャパンのリアル口座でも作動する。
③ オアンダ・ジャパン
このインディケータ(EA)はデモ口座では作動しないので、リアル口座の開設は必要。
④ その他
ダウンロードしたファイルには、詳しい説明書が付いている。英文ではあるが、おなじみの内容なので図を見れば理解できるほどである。なお、ダイアログボックスはデフォルトで売り買いネット表示となっているが、NonCumulative(グロス)を選択すると損切り注文等逆指値注文も表示される。