(USDJPY 1時間足)
先に公開した『裁量デイトレ & スキャルピング用チャート・セットアップ』が好評を得ていることに加え、筆者のトレード仲間からもいろいろなコメントやアドバイスを頂いておりまして、大変感謝しています。
掲載したチャートはそうしたご意見に基づいて、更にその利用法のグレードアップを図ったものです。オリジナル・チャートとの違いは、メインチャートのエンベロープをボリンジャーバンド(σ3まで表示)に代えています。サブチャートには、新たにMACD(12,26,9)を付け加えました。
表記させたインディケータは、メインチャートに① MetaGenic Super Signals、② MyBand123、そして、サブチャートに③ DT Oscillator Simplified、④ MACDの4種類となります。 前ブログで紹介の「デイトレ用MT4セットアップ」には、① Super Signalsと③ DTOがパッケージされていますので、そこにMT4に標準装備されているBollinger BandsとMACDを追加表示させたにすぎません。
1)買いのエントリー
相場が底値圏であることに加えて、トレンド系テクニカル指標が、下降から上昇に転換したことを確認、具体的にはオシレータ指標のDTO(空色の曲線)が30以下で、且つ、MACD(赤)がマイナス圏にあるとともに、シグナル(青)の上に位置していることを確認して買いのエントリー。
2)売りのエントリー
相場が天井圏にあることに加えて、トレンド系テクニカル指標が、上昇から下降に転換したことを確認、具体的にはオシレータ指標のDTO(空色の曲線)が70以上で、且つ、MACD(赤)がプラス圏にあるとともに、シグナル(青)の下に位置していることを確認して売りのエントリー。
サブチャートの青印と赤印が1)と2)のエントリーポイントですが、いずれの地点も逆張り指標と順張り指標の方向性が一致していることに留意していただきたい。DTOはRSIが発展したものですから、逆張り指標としても信頼性は高いとされています。メインチャートのSuper Signalsの矢印ですが、これも高値圏・安値圏を示しています。Super Signalsの売買サインはあくまで最高値・最安値の候補に過ぎませんから、決して、これだけでエントリーすることは危険であること、繰り返すまでもありません。Bollinger Bandsは参考までに描画させています。
現在、上記手法をプログラム化したEAを作成中です。逆張りのようでいて、実は順張りでもありますから、試作の段階ではありますが、期待利益率(PF)2以上となるバックテスト(2018年、2019年)の結果を残していますので、少し期待しています。
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