【アントニオ】個の力

公式ツイッターによると、今日は金森の誕生日だそうです。
まだ、この誕生日ネタ、やってるんですね…。

その金森ですが、鹿島に加入してから、なかなかチャンスをもらえません。
と言っても、金崎、ペドロ・ジュニオール、鈴木、土居、遠藤の牙城を崩すのは、簡単ではありません。
特に、鈴木がこれだけ本格化してしまうと、一人に何かあっただけでは、チャンスをもらえないでしょう。

攻撃陣は、他には、レアンドロ、中村、安部、田中がいます。
まずは、この中での第一選択肢になるところから、始めなければなりません。

こうして改めて並べてみると、鹿島の攻撃陣は似たような選手が多いです。
毛色が違うのは、遠藤と安部だけでしょうか。
そう考えると、安部が重用されるのも分かります。

ボランチも、層が厚くて厳しいですね。
小笠原、レオ・シルバ、永木の誰かを抜かなければ、レギュラーにはなれません。
ただ、ベンチに入れていないのは、三竿（弟）、久保田、梅鉢ですが、攻撃陣ほどは層は厚くはないと思います。

なぜ、こんな記事を書いたかというと、サッカーダイジェストWebのコラムに触発されたからです。
大宮には、冒険をする選手がいなかったから負けたという主旨ですが、私はそうではなくて、そもそも、個の力の差によるところが大きかったのだと思います。
個の力を埋めるのが連係プレーでしょうし、逆に、今の鹿島には、連係して相手を崩す形がありません。

昔、オシムがやっていたように、連係を突きつめていけば、個の力を上回ることも出来ると思います。
鹿島には、それを目指して欲しいんですよね…。
ホントに強い時には、それが出来ていたはずです。

もう一つのコラムを読んで、鹿土居の得点シーンの時間帯に何が起こっていたのか分かりました。
大宮の選手の足が止まっていたように見えたのですが、勝ち点3が欲しくて重心が前寄りになって、戻れなかったということのようです。

大宮は、J2に降格した後、優勝して1年で昇格して、昨季は5位でした。
当然、今季は、もっと上を狙おうということで、気持ちに焦りがあるのかもしれません。
早く立て直さないと、このまま、ズルズルと行ってしまうかもしれませんね…。

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