【アントニオ】日本×ニュージーランド

昨日のゲームは、ロシアワールドカップへの出場を決めた後の練習試合です。
選手個々のモチベーションは高かったでしょうが、チーム全体の雰囲気はピリッとしていませんでした。

公式戦ではありませんし、特に守備は、何が何でも守るという雰囲気にはなりません。
難しかったでしょう。

失点シーンですが、あれは長友と井手口の責任です。
サイドに流れた選手に、2人でついて行って、2人とも同じ動きをしてしまっては、数的優位なんて意味がありません。
テレビの画面からでも、思わず「やられた」と声が出たくらいです。
中にいた選手たちも、そう思ってボールウォッチャーになってしまったのではないでしょうか…。

その中でも、CBで先発した槙野は、集中して良いプレーをしていました。
気持ちでプレーする選手ですから、もらったチャンスを生かしたかったのでしょう。
声も良く出ていましたし、吉田もプレーし易かったのではないでしょうか。
昌子は代表に入ると遠慮してしまうところがありますから、槙野を見習っても良いと思います。

PKをもらった時の、ハリルホジッチの遠い目をした表情が面白かったです。
こんなゲーム、PKなんてもらっても仕方ないんだよと思っていたのではないでしょうか！？
まあ、大迫のPKの練習になっただけですね。

大迫はあれくらいやれるのは分かっていましたが、武藤も良かったと思います。
武藤と大迫は、同じようなプレーが出来ますし、2人が入れ替わることでチャンスを作れていました。
優等生らしいプレー振りでした。

交替で入った乾も、ドリブルでリズムを作っていました。
フィジカルが強いニュージーランドが相手ですから、より効果的だったでしょう。

トップ下でチャンスをもらった香川は、いつも通りでした。
乾のように自由にプレーすれば、もっと香川らしさを出せると思うんですが、それが出来ません。

予想記事で書きましたが、やはり苦戦しました。
マスコミはニュージーランドを格下のように報道していましたが、なぜなんでしょう。
アジアのトップほどではありませんが、アジア最終予選に出て来る中東の国々と同じくらいの力はあるはずですよ。
南アフリカワールドカップを見ていなかったんでしょうか…。

昨日の記事に書いたアルゼンチン×ペルーは0-0で、そのまま終わってしまいました。
これで、アルゼンチンが6位になってしまいましたが、最終戦は予選敗退が決まっているエクアドルとの対戦です。
上位陣同士の対戦もありますから、何だかんだで勝ち上がりそうですが、ワールドカップ予選というのは難しい大会ですね。
この南米がアジアと同じ4.5枠なんですから、本大会の出場国を増やそうとする気持ちも分かります。

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