【アントニオ】ヴァイラー解任

すでに報道されていましたが、公式サイトからヴァイラーの解任が発表されました。
合意の上、契約解除ということですから、クラブから違約金を支払って解任したのでしょう。
ムルジャとクレクラーも、同様ですね。

毎ゲーム終了後のヴァイラーの態度を気に入らなかった方が多いと思いますが、私は好きでした。
世界を渡り歩く、頑固なプロのコーチはああいうものでしょうし、鹿島にもプロらしいプロが来てくれたと思いました。

一方、この解任で、鹿島も一流のクラブになったものだとも感じました。
優勝を狙うと公言している以上、上位にいようが、その可能性がなくなった時点で監督を解任するのは、プロサッカークラブでは良くあることです。

理由は、成績だけではないでしょうね。
ここのところ、ゲームを通してでも、選手と監督、選手間の関係が悪いことが感じられました。
おそらく、ゲームの前からそうなのでしょう。

それと、フロントや岩政コーチとの折り合いも悪かったのでしょうね。
あれだけ頑固ですから、操縦出来るはずがありません。
まあ、相手もプロなんですから、操縦しようとする方が悪いですし、そこはうまくやってもらいたかったです。

岩政をいきなり監督にしてしまうとそれはそれで批判が集まりますし、監督代行としてしばらく指揮を執るのでしょう。
ただ、シーズンが終わるまで代行のままという訳にはいかないのでしょうし、難しいところです。
もちろん、岩政本人の意向も尊重しなければなりませんし。

メルカリに買収され、ジーコが去り、鈴木GMが去り、鹿島は変わって行きますね。
優勝しなければクラブが存続出来ないだなんていう縛りは、もうやめませんか。
お金が集まらなくなれば、その分、経営を縮小すれば良いと思います。

もとは、片田舎のプロヴィンチアとして始まったクラブです。
そこに立ち戻れば、今では遠い存在と感じているだろう、地元の方々の熱狂も戻るかもしれませんよ…。


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