
~時代と共に地域と共に仲間と共に~
昨日、広島県中小企業家同友会の第39回定時総会がリーガロイヤルホテルでありました。
懇親会では新しい広島市長も来られ、熱い熱いスピーチもあり、大いに盛り上がりました。
特に講演会が勉強になったのでその内容を書いてみます。
講演会の講師は北海道にある(株)ダテハキ 取締役会長 守和彦氏でした。

<守 和彦氏>
守会長は(株)ダテハキの2代目で、社長を引き継いだ当時は下駄の製造を父が担当し、
履物の卸売業を守会長が担当していたそうです。当時急激に下駄の需要は減ってきていたので
守会長は常に新しい仕事のことを考える必要に迫られたとのことです。
履物の卸売業も当初は和装が中心でしたが、次第に和装の需要がなくなってきたので、
洋装の履物に切り替えていったとのこと。需要は無くなるものだという意識が常にあった
ため、変化することが(株)ダテハキのDNAとなっているそうです。
(株)ダテハキのホームページ
今おしゃれな若者の間で流行しているムートンブーツはダテハキさんが開発されたとのこと。
(ムートンブーツが流行っていることを私は知りませんでした(^_^;))

守会長は全ての靴に対応すると大手に勝てないと思っていたとのこと。
そこで、北海道ならではの冬限定の靴に特化して徹底的に顧客のニーズを聞き出して
製品化を進めているとのことです。
冬の北海道では道路凍結で転倒し救急車で運ばれる人が増えているとのこと。
そこで、靴底にスパイクの付いた靴を開発する。
極寒地の冬は靴が冷たくて履くのに苦痛である。
そこで、ボアのついた靴を開発する。
ニッチなニーズに徹底的にこたえることにより、大企業にできない強みが生まれるのだと
思います。
以下が(株)ダテハキさんのホームページに書いてありました。
北国快適宣言
社会が求めているものがあります。
人々が求めているものがあります。
北国の生活が求めているものがあります。
その北国からの提案の中に
すべての人々が共通に求めているものがあると信じています。
私たちが住む北国。
北緯43度発をテーマに快適で安心な温もりのある
ライフスタイルの提案をもっともっと
掘り下げていきたいと考えています。
北緯43度という地域の特性を徹底的に活かして行く。
ここが中小企業の生き残るポイントだと思います。
↓安西事務機のホームページ↓↓

↓クリックお願いします!↓↓↓ブログランキング↓↓↓




※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます