この世の人々が許しあうまであと千億の夜 2008年12月28日 02時28分33秒 | あなたへ 深見真先生の書く『疾走する思春期のパラベラム』を愛読している。 この最新刊の中で、あるキャラがこう云っている。 『たとえこれから数万――いや数億数百億という夜が過ぎても、人間が迎える朝なんてのは似たようなものだろう。宗教、民族、イデオロギー、セクシャリティなど、人類が対立する要素は事欠かない。世界が許しあうまで、後千億の夜があっても足りない。那由他の年月が過ぎてもたぶんなにも変わらない』 . . . 本文を読む