ヒューマニズムが好きになれない

　今更だけど、「探偵Xからの挑戦』とかいうNHKのドラマを見た。三話中、二話まで。

　これは視聴者への挑戦状付きのテレビドラマ。

　まぁ、僕は軽く流すような感じでみてたんだけど、まず一話目。

　これはなんていうか、こじつけ過ぎない？　というのが感想。確かに云ってる事はわかるし、そこまで繰り返せば偶然で片付けるわけにいかない、というのもわかるんだけど、でもこじ付けだよね。僕はその推理、無理があるなぁ、と思うな。

　二話目は知識がある人ならなんとか、って感じ。これはこぢつけ感少なかったけど、知らない人は絶対にわからない。まぁ、逆にいえば調べればわかることだから、フェアと言えばフェア。でも、たかがテレビドラマでそこまでした人いたのかな。
　あと、個人的に気になったのが、ミステリー系のテレビドラマってお涙頂戴ものが多いよね。
　悪人にも事情があったとかさ。被害者は実は犯人のこと好く思っていただとか。

　そういう人道的な話の筋がすごく退屈だと思うの僕だけ？　もう、動機とかなんだっていいからさ、もっと謎解きとかドラマの部分で楽しみたいよね。

　あれ？　ドラマの部分でヒューマニズムが出てくるのか？　じゃあ、しょうがないね。テレビのミステリーはずっと退屈なままか。残念。